最近、

芥川賞受賞作品の本を2冊読みました。



結論から言うと、

面白さも理解できず文学的ということも理解できず、

むしろ、

つまんなかったり、理解不可能だったので

ある意味ショックを受けてます😅


もはや、

己の感性が古すぎるのではないだろうか?



オバサンの感性では芥川賞を受けるような文学作品を

理解できないのかも!!



ガーン😨!!!ヤバイ!!



まずは、

つい先日芥川龍之介賞を受賞したこの作品!!




九段理江さんの東京都同情塔


レビューなど見ると、

とても面白かった!と書いてる人多数。

第170回芥川賞受賞!


選考に携わった方々も

「非常に完成度が高い!」と絶賛してました。


犯罪者が快適に暮らすための刑務所。

新しい刑務者、シンパシータワートーキョー。


なんか、面白そう!

私の好きなジャンルかも!

さっそく購入して読んだのですが、


撃沈いたしました。


ダメだ、面白さが理解不可能、、、、、。

むしろ読むの苦痛。


芥川賞作品が理解できない己の感性と脳に凹みました。





そして次に挑んだのが、


第169回芥川龍之介賞受賞の市川沙央さんの

「ハンチバック」


こちらはまだ内容は理解できましたし、

面白いと言えなくもない。


でも、

芥川賞を取るほどの文学作品というとこまでは、

私の脳では理解不可能でした。


この

「ハンチバック」お読みになりました?


なかなかパンチが効いてますよね。


なんとも言えないドロドロ感というか、

不愉快感というか、

読み終えた時嫌な感じになりました。


かといって、

イヤミスとはまた違うんです。

ミステリーではありませんから。


市川沙央さんは幼少期に難病、

筋疾患先天性ミオパチーと診断されました。

現在は横になる時は人工呼吸器をつけて暮らしてます。

外出も思うようにできません。


そんな生活の中、

重度障害者を主人公に描いた作品がこの

「ハンチバック」



主人公の障害者の女の人の夢は、


生まれ変わったら高級娼婦になりたい。

普通の人間の女の子のように妊娠して中絶したい。


中絶するのが夢、、、、


この本の中では、

重度障害者を綺麗事には書いてません。


性的な表現もかなり人によっては不愉快感を感じるような表現で書かれてる。

けど、

それが逆に評価されたのかもしれません。


ラストも、

「うーん、そう締めくくるか」という感じ。


私は、

東京都同情塔よりは理解可能だし読みやすかったけど、

お金出してまで買う本じゃないとは正直感じて

しまいました。


「芥川賞受賞作品」とは相性が良くないみたいなので、

次回は、

直木賞受賞作品にトライします!





話はそれますが、

向精神薬を飲んでると筋肉系の不調に襲われることが

あります。


ベンゾなんかは筋弛緩作用がありますし。


ずっと筋弛緩させてたら、

減薬断薬したらその反作用でそりゃ筋肉は硬直します。

アルコールもそうですが、筋細胞を破壊することもあります。


筋弛緩してれば痛みもなく、いいんじゃね?


という問題ではありません。


筋肉弛緩させっぱなしも相当マズイです。



さらには、

長期間ろくに運動もせず動きもしなければ、

そりゃ筋肉は衰えます。

若者でも衰えますから中年以降なんて、

日々動かなければどれだけ筋肉が衰えるか。


老人などは簡単にそのまま寝たきりになります。


でも、

それと筋肉系の難病は全くの別物です。

本当に筋肉系の難病なら病院にかかれば診断名がつくでしょう。


私も、

筋肉萎縮は経験しましたし、

足の筋肉の衰えもあります。

そもそも5年以上も筋肉を鍛えるような運動もしてませんし。


時々、

ベンゾの離脱症状や副作用で、

自分は筋肉の難病レベルになってしまったという

訴えを目にしてましたが、

本当の筋肉の難治性の病気を知ってるのだろうか?


それこそ呼吸もできなくなり人工呼吸器に繋がれるし

死に至ることも多いわけです。




市川沙央さんも、

先天性ミオパチーという難病。

進行性ではないらしいのですが、

人工呼吸器と電動車椅子を常用する生活。


就職が難しいので小説家を志した。


素晴らしい方だなと尊敬します。

次の作品も楽しみです。




直木賞受賞の「ともぐい」は図書館で予約中。


動物文学の最高到達点!ですって。


今度も理解不可能だったらどうしよう😱


普通に、

恋愛小説でも読んでよっと。




ブログには精神医学関連の本の感想が多いですが、

それ以外のジャンルも楽しんでます。


というか、

そちらの方が多いです😊