新聞やTVなどのニュースでも時々目ににしてました。


咳止め薬などのオーバードーズ、ODが一部の若者の間で流行ってるって。



新宿歌舞伎町


つい先日も、

大量の咳止め薬をODした女子高生を連れ去り、

見殺しにしたとかで中年男性が逮捕されました。



「咳止め薬」って、

昔、

医師から

「咳止め薬は強い薬だから安易に飲まない方がいいよ、よほど咳が酷くて酷くて辛い時だけにした方がいい」

と、

言われて、滅多に飲まない薬でした。



その私が、

もっと強い向精神薬を多種大量に飲むことになるんですから、

人生とは本当にいつどこで落とし穴があるかわかりません。


ちなみに、

向精神薬を処方した医師が、


「この薬はとても強くて怖い薬だから、

よほどメンタルが酷い時だけしか飲まない方がいいよ」

言ってくれたら怖がりの私はおそらく飲みませんでした。


確か私は

「この薬飲んでも働けますか?」と質問したら、


医師は笑いながら「もちろんですよ」と答えました。


改めて言います。



精神科医は大嘘つきです!!!




と、

話が逸れましたが、

家庭や学校に居場所のない若者達が新宿歌舞伎町などに

集まって、

風邪薬などの市販薬や、

中には睡眠薬などのベンゾジアゼピン系薬を手に入れてオーバードーズをする。



脳が鎮静されてボーとしたり、

中には奇異反応で逆にハイになったりしますからね。


これ、

今に始まったことでなく、

昔も睡眠薬ハルシオンなどがODに使われてました。


銀ハル

金ハル


説明しませんが、

この単語をすぐにわかる人はベンゾオタクです笑



今回の上記の記事では元ホストの男の子がインタビューに答えてます。


咳止め薬から始まり睡眠薬、そして大麻と違法薬物にも手を出したそうです。


ま、

大麻くらいでストップして幸いでした。

覚醒剤までいったら洒落になりませんから。


まさに骨の髄までシャブられます。



彼ら若者がオーバードーズすることを、

「パキる」って言うそうです。


何故、「パキる」なのかしら?


パキっとするのかしら?




私は「パキる」という単語からは、

抗うつ薬「パキシル」しか連想できません。



パキシルもハイになったり攻撃的になったりと悪名高い向精神薬ですからねぇ。


ま、いずれにしろ、ろくでもない薬です。





余談ですが、

「アイスクリーム パキシエル」はとても美味しく、


私も時々パキっております。



いやぁ、スーパーでこのアイスを見つけた時の衝撃!


「パキシル」に一瞬見えましたからね。

我ながら脳が汚染されてると実感しましたよ。





で、

この記事の話に戻りますが、

少年はこう言ってます。



昏睡(こんすい)状態で救急搬送された知人や、錯乱して自殺した人もいた。



そして記事でもこう書かれてる。


市販薬などを過剰摂取する「オーバードーズ」(OD)。専門家によれば、幻覚やけいれんを引き起こすだけでなく、最悪の場合は死に至る。



これ、市販薬でこうなんですから、

本物の脳に作用する薬、向精神薬ではもっともっと!ですよ。


どれだけの何万人という単位の患者が

(医師から処方されてるのですから患者です)、

救急搬送されたり命を落としたことか!!

自殺含めてもです!



風邪薬や咳止め薬の危険性を訴える前に、

精神科や心療内科で処方される向精神薬の危険性をもっとマスコミは取り上げるべきなのに、

そこは忖度してスルーなんですよね。


本当にこの国は腐ってます。





ところで、なぜ「咳止め薬」強い薬だと、

かつて医師は私に言ったのか?


その理由は、

「脳に作用するから!!」です。


そもそも、反射的な動きである咳がなぜ止まるのか?

止まらない咳を自分の意思で止めようとしても無理ですよねぇ。


咳が出る部分の脳を鎮静させるからですよ。


具体的に医学的に説明すると、


脳の延髄(えんずい)にある咳中枢のはたらきを抑えて、咳を止めます!!



延髄にある中枢神経のはたらきを抑える!!


怖いですよねぇ。

そりゃODで死に至ることもありうるでしょう。

なにしろ延髄ですから。



脳に作用する薬ってのはそういうことです。




おそらく、

向精神薬を医者が処方する薬だから安全と思い

飲んでる人達は、

そういう薬理作用的なことを調べてないのでしょう。


無知は恐ろしい。



医師が処方する薬だから安心安全と思うことも、

究極の無知です。


ア!

私はその究極の無知オバサンでした。


トー横キッズよりある意味もっと痛いわ。


ところで、トー横って、なんの横なんですか??





改めて、


家庭環境が大事だということ。


家庭に安心する居場所がある子は、こういう場所には行かない。

家庭が不安定な、居場所がない子たちがこういう場所に集まる。



大人たちは家庭生活を安定させることを怠ってはいけないと思う。

経済的に安定させることも大事だし、

それ以上に子供の心を強く、豊かに育んであげないといけない。


最も大事なのは、子育ての時期。

社会問題でもあります。



家庭環境や育ってきた環境に問題がある子は、

ほぼ高確率で問題を抱えます。


そういう子供達が心療内科や精神科の患者へと

なっていくんです。


そして、

負のスパイラルは世代を超えて引き継がれていく。


嫌な話ですが日本社会が抱える現実でもあります。