医師が教える薬のトリセツ

 

筆者は内科・綜合診療医の橋本将吉医師。


自称ドクターハッシーですって😅



この本のテーマは

医学的に正しく、

薬に頼らず健康に生きるヒケツ!!



決して薬を全否定などしてません。

もちろん医師ですからね。



「不要な薬を求めたり、使ったりするのはやめましょう」!!


という至極当然なことを改めて丁寧にその理由を
説明しながら教えてくれる本です。




ほとんどの場合は、
医師はデメリット(副作用)よりメリット(作用、効果)が大きいと判断した場合に薬を処方する。

なので、
橋本医師も、
基本的には安心して治療を続けてくださいね。
仰ってます。


しかし、
このお話も、
精神医療分野においては当てはまらない気がします。

そもそも、
精神科って不要な薬を処方するケースがとても多い診療科

薬物治療しかできない医師が殆どですし。


そして、
患者も薬の処方を期待して病院に行ってることが殆ど。

まさか、
精神科、心療内科に行き手ぶらで帰ってくるのが
当然と思い行く人の方が珍しいと思うんです。



そして、
かつての私もそうでしたが、

不要な薬と思わないことが無知極まりないバカな
患者でした。


睡眠時間が短くなった。

じゃ、
睡眠薬飲んでたっぷり睡眠をとったほうが心身の健康に良い。
思ったんですよ。

もちろん主治医が
「十分な睡眠がうつ病の治療には重要」なんて、
ほざいたから素直に信じたんですけどね。


そもそも、
覚醒させる抗うつ薬SSRIを飲んでたんですから睡眠時間短くなるの当然
なんです。

当時は薬理作用など詳しく調べませんでしたからね。

キィー悔しい!!

精神科の薬って、
そう考えると相反する作用の薬が同時に処方されていたりして矛盾極まりないんです。

それがまた脳に作用するわけですから、
脳?精神はアップダウンしたり情緒不安定極まりなくなったりして、
通院する前より悪化したりします。

薬剤性精神病になるわけです。



毎度書いてますが、
重篤な精神疾患は除き、
向精神薬は安易に飲まない方が賢明です。



不眠や不安やパニックや鬱々に対して、
向精神薬が必要で、それらがそういった症状を治してくれると信じてる人々は多いと思います。

私含めバカな愚かな患者が多い。

でも、
精神的なことや睡眠に関する問題に対して、
薬を飲むなんて怖い。
薬なんか効かない。
精神科の薬は怖いから飲まない方がいい。

て、
知ってる人は案外と多いんです。

私の周りにも何人もいます。


そう考えると、
自分の意思で精神科や心療内科に行き、
処方されたままに素直に向精神薬を飲んだ自分達にも
責任はあると思います。

別に無理やり口をこじ開けられて飲まされたわけじゃないんですから。

もちろん、
子供は別です。親の責任。


橋本医師もこう言ってます。

「薬は切り札として使われるべきである」

最後の「切り札」として使うしかない!
判断するくらい、
自身の精神がヤベェ状態じゃなければ飲まないのが
賢い選択だと思います。

特に
睡眠薬なんて愚の骨頂です。

不眠で死なないんですから。

メリットとデメリット比較したら、
デメリットがビックリするくらい大きいわけです。





最後の切り札!!



ベンゾジアゼピン

抗うつ薬

気分安定薬

抗精神薬

精神刺激薬


怖い😱

なんて怖い切り札なんでしょう。



そんな怖い切り札はもう2度と切ることなく、

人生をまっとうしたいものです。