「自律神経失調症」





過去にも「自律神経」について何度か記事は書いてます。



「向精神薬」を服用してる人、服用してた人。


これらの人達には、かなりの確率で

「自律神経系による心身の不調」に悩む人達が多いと思います。



「薬」だけが原因でなく、

心療内科や精神科にかかるようになったという

時点で、

普通の人達よりストレスに弱い傾向は強い。


「うつ」や「不安障害」や「パニック」も、

メインは「精神・心」の症状であるけど、

高確率で身体の症状も現れる。



誰しもが経験はあると思います。

悩みやストレスがあると、もちろんメンタルも落ち込む

けど、

胃が痛くなり食欲がなくなる、眠れない、体が痛い、

だるい、胃腸の調子が悪い、etc.

身体の症状が現れるということを。



全く同じような体験をしても、

それを乗り越えれる人と、乗り越えれず日常生活に支障が出るくらい心身ともにダメージを受けて、

心療内科や精神科に行く人と違いが出てくる。



何が言いたいかと言うと、


私含め、

向精神薬を飲むような経過に至ってしまった人は、

そもそも「ストレス」に弱い傾向があり、

自律神経も乱れやすいということです。

ただ、統合失調症や躁うつ病(双極性1)は、

また別次元の精神病なので話は別です。



人一倍、ストレスに過敏で弱いのに、

さらに「自律神経に悪影響を最終的に与える」

向精神薬を服用してしまった。


特に離脱症状が起きるくらい身体的依存をしてしまう

レベルに服用してしまった。


ならば、

「自律神経失調症」のような症状になりやすい

体質になってしまうのは当然だと思います。



向精神薬を断薬しても、

何年間も長期に渡り「離脱症状が残っている」。

離脱症状だ離脱症状だと言う人達は存在します。


私も残っています。



ただ、

何人かの医師に相談もしましたし、

自律神経の症状などを調べても思うのですが、


「離脱症状」ではなく、

「自律神経の乱れによる症状」と表現するのが

妥当なのかもしれない、と思うようになりました。

(急性期間は別です。それは立派な離脱症状!)


自律神経は身体中に張り巡らされてますから、

ありとあらゆる症状が出ます。



「痛み」もその代表的な症状の一つでもあります。



元々、ストレスに弱い過敏な体質の人間が、

向精神薬を服用したことにより、

さらに尚一層、ストレス過敏になり自律神経が乱れやすくなる体質の人間になってしまった。



このことは、

この夏で断薬して4年間がたつ私が、

しみじみと身に染みて感じることであります。



そして、

この体質はもう一生モノだろうな

個人的には諦めています😆。



これからは、

自分がそのような特徴をもった体質であるという

認識を持ち、

だからこそ、自律神経をコントロールするために

健康的な生活を送るよう努力するしかない。



そして、それは悪いことではないと思います。


自律神経をコントロールするために留意することって、

結局は「とても健康的な生活を送る」ことを、目指すことになるからです。




交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで引き起こされる『自律神経失調症』は、

生活習慣の乱れだけでなく、ストレスが原因となります。



極力「ストレス」の少ない生活を心がけても、

「ストレスフリー」で永遠に生きていくことは人間誰しも不可能です。


不可抗力的に他人からストレスを与えられることも、

この社会では日常茶飯事です。



「ストレス」にさらされたら、

冷静にその解決方法を模索して対処する。


時間しか解決してくれないことも多々あるので、

その間は、波乗りのようにストレスに乗りながら 

やり過ごす。


適度な運動と適切な食生活を心がける。



そうやってストレスをコントロールするしかない。



向精神薬により、脳や神経の感受性が敏感になってしまった。

(これが過度になると過感受性状態になり、

薬剤性精神病状態にすらなる!超怖い!)



特に、

ベンゾジアゼピン系薬の離脱症状は交感神経がバカみたいに異常に亢進することにより、

現れる症状がメインです。


仕方ないんです。

薬の作用で脳を異常に鎮静させてたのですから。

反動です。



向精神薬を服用したことがない人たちが経験する

ことはない、

異常なレベルの振り幅を自律神経に経験させてしまった。


この影響は一生モノだと感じてます。


脳の神経回路って、

一度経験して出来上がるとずっとその回路が残るらしいですね。



で、なぜこのような記事を書いてるかというと、


最近、

私にしたら「かなり大きなストレス」

晒されてるからです(笑)。


体調も絶不調になりました。

ハイ!おかげさまで。


睡眠も1時間みたいなことが1週間くらい続き、

身体は関節がメインに痛いし、

胃腸の調子悪くて食欲もダメ。

下痢する。


とにかく、

自律神経乱れてるわぁ、という症状が出るわ出るわ!


「メンタル的」には、

己を必死に律して強く維持してるつもりなのに、

身体には症状は出る出る!!


「いやぁ、弱くなってるわ、私」


痛感しましたね。


でも、

本当に「メンタル」は強くなりました。


一睡もできなくても、1,2時間しか寝れなくて

日中フラフラでも、

そのことによりメンタルに悪影響は与えない。

不眠などヘッチャラになりました。


精神科医療で経験した数々のことを思えば、

どんなことも可愛く思えるモノです。


どんなに酷い人に酷い目にあわされようとも、

「ま、この人が私の口をこじ開けて向精神薬を

無理やり飲ますわけじゃないし」


とか

「この人により精神科閉鎖病棟に隔離されるわけじゃないし」


なーんて思えるんです。



昔の私なら

こんなことできない、と逃げ出してたようなことにも

立ち向かえる強さがついたようです。



でも、

これは良かったことなのか悪いことなのか?

わかりません。


えてして、

弱い女の方が男性が守ってくれますからね(笑)。


強いオバサンって怖いですから。


ま、この年齢になると守ってくれる男も減りますから、

やはり自力で自分を守るしかないわよね。



「メンタルが強くなった!!」


このことだけでも、

精神科医療の泥沼体験も悪いことばかりでは

なかったのかしら、

ちょっぴりは思えるものです。




庭に咲いた紫陽花



 イギリスのアンティークガラスの花瓶!!


アンティークが好きなんです。




アナベルも満開!!