「この子は邪悪」


という文庫本を読みました。



全く前知識なしで、

単にタイトルに惹かれて面白そうと思い、

図書館で借りて読みました。



出だしの冒頭から不穏な雰囲気炸裂!!



これはサスペンスかホラーミステリーだな!

と思い読み進めると、


どうやら主人公家族の父親は精神科医のようです。

一応、

職業としては心療心理士、催眠療法を手掛けてるようです。


そして、

心を病んだ登場人物ばかり。


精神病という言葉も出てきます。

精神の病気になって四つん這いになり犬のように

地面の皿からご飯を食べる母親、、、


こんなフレーズも、、、


呪い? 心霊現象? 精神病?



今回は精神病とかそういうのは関係なく、

面白そうな小説と思い読んだのに。


またしても、

このジャンルに繋がるとは!!


私もどうやら、まだ呪われてるようです(笑)



て、


小説や映画でもそうですが、

ホラーやミステリーサイコサスペンス物には、

けっこうな確率で精神病、精神を病んだ人物が登場します。


アメリカ映画のB級ホラーなんかは、

精神病院が舞台となってることも多いです。


ロボトミー手術のように目から凶器を刺されて殺されたり、

電気ショックで焼き殺されたり。


流石に日本の映画はそういう描写はあまり見かけませんが。



それもそのはずかもしれません。


特に人間の心理的なホラーやミステリーなどを

描くには、

健康な心身の登場人物だけでは描けませんから(笑)。


病んだ精神の登場人物が必須なのかもしれません。


私はホラー映画も見ますが、

ゾンビ映画なんかは怖くないんですよね。

逆に笑ってしまう。


それよりも、

精神が病みきった人間の闇の方が、

よほど恐ろしくゾーっとします。



この本は正しくは小説ではないようです。


知りませんでしたが、

「この子は邪悪」という映画が2022年秋に公開されており、

その映画の脚本のような形で出版されたようです。



年齢退行療法

前世療法

悲嘆療法


などが出てきます。


胡散臭すぎる。



「邪悪」さも、

歪んだ強すぎる家族愛から生まれる邪悪さです。


いやぁ、

想像を超える不思議なストーリーでした。

ある意味衝撃的!



映画、

動画配信始まったら観てみよう!



ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる


  ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる


ぐるぐるぐるぐるぐるぐる


キャーーー!




薄い文庫本で、

サッーと読めます。


ちなみに私の特技は速読です。




玉木宏が怪しい医師役かぁ。

なんか、ハマり役かも!


「みんなおかしい!!」



精神病なのか、性格なのか、人格なのか?


誰もを「おかしい」と感じさせるレベルの

人は存在しますね。


SNSの文章レベルでも、

病的な何かを現す人もいます。

あぁ、この人精神おかしいな、て。



ある意味、

病みきった精神がおかしくなりきった人自身は

強い存在だと思います。


周りの人の方がやられます。


狂気は強い存在なんです。



ベンゾ界隈でもベンゾ強迫神経症みたいになってる人もいます。



主治医も家族もかなり困ってるでしょうねぇ。


何か「ひとつだけのもの」に囚われすぎてる

強迫的な精神てのも怖いものです。


普通は、

いろんなことに興味や関心ごとは分散するものですから。