テーマはロヒプノール。

睡眠薬サイレース。


アッサリと睡眠薬はもう必要ありません。
言ってやめる患者が増えてる。
で、
アッサリとやめれた。
離脱症状はない。


と書かれてる記事です。




私もいろんな睡眠薬を飲みましたが、
最後の睡眠薬はサイレース。
毎晩3,4錠飲んでました。

離脱症状は酷かったと思います。


酷い離脱症状を経験した人は、
このような発信を読んで、

危険だ!

批判する人も多い。


でも、
いるんですよね。

アッサリとベンゾジアゼピンをやめれる人って。


それこそ一気断薬や急減薬しても
全く離脱症状なかったり、
少し具合が悪いくらいでしたって人。
(羨ましい限りです)


本当に個人差が大きい

別に向精神薬の減薬断薬に限らず、

病気だって個人差は大きい。


でも、
医学的にも向精神薬は突然やめてはいけません。
周知されてるはず。
段階的に減らしましょう。

というのは常識。

まともな精神科医なら、
処方してる薬を一気にやめさすことなんて
しないはずです。
(現実には存在しますが)

やはり
王道は少しずつ減らすのが正解には間違いない。
安全策です。


ただ、
あまりにもベンゾジアゼピンの減薬に関しては、
必要以上に不安や恐怖を煽る人もいる。


離脱症状が辛くて自死する人もいる!

減薬して離脱症状が強く出たら、
辛すぎて自殺とあいなります!
みたいに不安と恐怖を煽る人もいる。

そりゃ
いるでしょう。

でも、
向精神薬を飲んでいて自死する人と減薬中の人と、どちらが自殺者は多いか?

服薬中の自殺者の方がケタ違いに多いわけです。

しかも、
そもそも向精神薬を飲んでるような精神疾患の人は自殺率がそうでない人と比べたら遥かに大きい。

しかも、
失恋で自殺する人もいる。
失業で自殺する人もいる。
病気で自殺する人もいる。
幸せでも自殺する人もいる。

それを言い出すとキリがないわけです。


寝たきりや車椅子になる人もいる。
と不安を煽る人もいます。

いるでしょう。

でもレアケースです。

個人的には一生涯、
ベンゾの離脱症状で寝たきりや車椅子は
聞いたことありません。
現実にそうなら医療裁判ものです。

どんな薬物にもレアケースの酷い作用が現れる人はいます。

普通の風邪薬でも、
スティーブンジョンソン症候群が現れて亡くなる人もいます。

ワクチンも然り。

そもそも薬物にしろ手術含む医療行為にしろ、
そのような危険性があるわけです。
100%安全な薬も医療行為もない


車に乗ってれば交通事故で亡くなる人もいる。
飛行機が墜落して亡くなる人もいる。


どこまで僅かなリスクを恐れて行動しないか?


それはもう個人の考え方の問題。



私もベンゾジアゼピンでは痛い目にあったので、
危険な薬だと思ってます。


でも、
飲んでいて平気な人もいるのも事実。
死ぬまで飲み続けれる人もいる。
常用離脱も出ずに長期間飲める人もいる。


かたや、
数ヶ月飲んだだけで、
酷い症状に苦しむ人もいる。


そして、
医療現場では頓服的に利用するには
とても役立つ薬らしい。

興奮してる人を鎮静させたり、
手術前の本格的麻酔導入前に利用したり、
入院中のみ不眠の人に処方したり。
最近では胃カメラの際にも利用される。
(私も利用しました)


なので、
薬害として正式に認定されようがない薬。


でも、
最近は医学生でもベンゾジアゼピンの依存性の
問題は知ってます。
医師国家試験にも出題されたりしてます。


簡単に長期間に睡眠薬を処方しない
良心的な医師も増えていくかもしれません。

そして、
大きな問題として、

睡眠薬や抗不安薬を処方して欲しがる患者が
実はとても多いという現実。


もし、
仮にベンゾジアゼピン処方が全面的に廃止されたら、
ブーイングは患者側から起きると思います。

離脱症状云々でなく、
飲みたい人達からのブーイング。


睡眠薬を大好きな人は思いの外多い。


個人的には、
難しい弊害をたくさん述べるまでもなく、


睡眠薬を飲んで寝ると、
わたしは「イビキ」が酷かったんです。
筋弛緩作用があるので、
喉の筋肉が弛緩するかららしいですが。

オッサンのようなイビキをかいてたらしい。


それがなくなっただけでも、
本当に良かったと思います。


オッサンみたいなイビキをかく女。

洒落になりません。


友達と旅行にも行けないわ。




睡眠薬も抗不安薬も基本は

同じ薬。


ベンゾジアゼピン薬物


当初は不安を消す作用があります。


しかし、

常用離脱や薬の反動により、


「不安」がドンドン増していきます。


挙句に薬剤性の「パニック発作」や、

「不安障害」になります。