絵本
アランの幸福論


絵本タッチでアランの幸福論を
読みやすくまとめた本です。


何度かブログに書いてますが、
メンタルが弱ったら、
精神科に行くより「哲学の本」でも
読んだ方が、
よっぽどタメになると思います。

実際に、
私の最後の主治医はそう言ってました。


薬飲むより、
哲学でもしたほうがいいよ
って(笑)



いくつか素敵な言葉を紹介します。


・私が好天も荒らしもつくりだすのだ。
まずはわたし自身のうちに、
そしてまた、
私の周囲、世間のなかにも。


・気分にまかせて生きている人はみな悲しみにとらわれる。
それだけではすまない、
やがていらだち怒りだす。

・悲観主義は気分により、楽観主義は意志による。


・幸福の秘訣のひとつ。

それは自分の不機嫌に対して無関心でいること。

相手にしないでいれば、いつかは消えていく。


・少しは生きる苦労というものがあったほうがいいし、
あまり平坦な一本道は歩まない方がいい。


・なんの苦労もなしに手に入れたものなら、

だれがオリンピックの栄冠を欲しがったりするだろうか。


・幸福になりたいと欲し、

そのための努力をしなければならない。


・幸福はいつも私たちから逃げていく、
と言われる。
人からもらった幸せについてなら、
それは本当である。

人からもらった幸福など存在しないからである。 
しかし自分でつくる幸福は決して裏切らない。


・みずからの幸福を欲し、
それを作らなければならない。

・他人に対しても、自分に対しても親切であること。






アラン


フランスの哲学者。

本名はエミール オーギュスト シャルティエ。



単行本のアランの幸福論も、

難しくなく読みやすいです。


仕事で、

テーマを決めて本を紹介するんですが、

わたしは「哲学」をテーマにしました。



これから、

何冊か改めて読みます。



真面目な話、

統合失調症や双極性障害1型などの、

本物の精神病は別として、


何か辛いことや原因がありメンタルが弱ってる人、

それこそ「鬱」な人には、

精神科に行くよりずっとおススメです。


精神科に行くと「鬱」という気分の問題が

「うつ病」という病気にされちゃって、

薬漬けになりますから。