入院していた病院で朝昼晩処方されていた
レボトミン。
その後、
転院先では頓服薬として処方されていた
レボトミン。
レボトミンは
過量服薬による致死率の高い
向精神薬とされる
4剤の中の1つです。
過量服薬による致死率の高い向精神薬4剤とは
・ラボナ
・ベゲタミン
・レボトミン
・サイレース
です。
上２つは言わずと知れた
悪名高いバルビツール系睡眠薬。
（数十年後には悪名高いベンゾ系睡眠薬と言われるのでしょうね）
サイレースはベンゾ系睡眠薬。
麻薬と同等かそれより強いということで、
アメリカでは処方禁止はもちろんのこと、
持ち込みも禁止です。
そのような薬が日本では平気で処方されてます。
（最近は日本でもサイレースを処方する医師は減ってるそうですが）
私は致死率の高い向精神薬を
レボトミン、
サイレースと２剤飲んでいたわけです。
しかも
２剤同時に飲んでいた時期もあるわけです。
酷い話ですよね☠️
レボトミンは
抗精神薬（メジャートランキライザー）です。
神経伝達物質である
ドーパミン、セロトニンの
受容体を遮断します。
不安や緊張を和らげる効果があるとされてます。
効能は
統合失調症、躁病、うつ病における
不安緊張。
個人的には、
この神経伝達物質の受容体を遮断する薬に
ろくなものはないと確信してます
身体の穴を塞ぐと、
ろくなことないですよ。
重大な副作用は
添付書にも書かれてますが
突然死！
錐体外路症状など、
とにかく、
副作用項目が多くて読み切れないほどです。
血圧を降下させる作用があるので、
起立性低血圧発作も起こします。
それで私は断薬後、
薬剤過敏症になってたこともあり
何度も失神したのでしょう。
致死率の高さの理由は、
おそらく血圧低下もそうでしょうが
循環器系に悪さをするからでしょう。
要は心臓発作で亡くなるのです。
（呼吸器系にも悪さをするようです）
精神科病院の死亡退院数は
年間２万人以上だそうです。
もちろん日本が世界でナンバーワンだそうです。
長く精神科に入院した経験のある人なら、
入院していた患者さんが突然亡くなった！
みたいな
経験をされてる人も
少なくないのではないでしょうか。
実際に私はオンラインやネットを通じて、
向精神薬を多剤大量処方されて、
突然死した子供の親御さんと
何人か出会いました。
本当に苦しまれてました。
そのような親御さんたちは
何故そんな状態の我が子を見過ごしてきたのか！
薬を減らすなりやめさせれば良かったと
皆さんご自身を責めていました。
ベンゾは、
大量服薬しても死なない安全な薬と思われてますが、
実際の医療現場では
大量服薬（OD)で亡くなってる人は
結構いるようです。
私は離脱症状が酷く、
精神状態も乱れに乱れて
希死念慮が出てきた時に、
ネットでレボトミン10錠が致死量だと知り、
レボトミンを10錠飲もうと
家中レボトミンを探し回ったことがあります。
当時頓服薬は親が管理していて、
家のどこかに隠していました。
それを私は探し回ったわけです。
虚な目つきで、
食器棚や台所の戸棚を開けて、
薬を探し回る娘の姿を見て、
両親は泣いてました。
「まるでヤク中みたいだ」と。
娘がヤク中のようになったと
泣いてたと後で聞かされました。
ちなみに私が飲んでいたレボトミンは5mg錠
「10錠では死ねないよ！」
と
後日主治医に言われました。
レボトミンには、
もう一種類50mg錠という錠剤があり、
その錠剤なら10錠で致死量だそうです。
すなわち致死量は500mg。
私が飲んでいた5mg錠なら、
100錠飲めば死ねるかもしれないというわけです
（十分に恐ろしい薬）
私は
レボトミンをため込んでいましたので
100錠は持っていました☠️
もし自分で薬を管理していたら！
と思うと
ゾッとします。
そもそも
断薬後も、
まだまだ心身依存が強く残ってます
とても
自分で薬を管理できる状態ではありませんでした
余談ですが、
知り合いの医師が言ってました。
当直の時に、
精神薬のODで運ばれてくる患者が
本当に多い。
リストカットも多い。
そして、
リストカットする患者さんは
高確率で
向精神薬をのんでるそうです。
向精神薬、死にたくなる薬
とも言えるでしょう。
恐ろしい薬です。
昔
「太田胃酸、いいお薬です」
という
CMがありましたね。
「向精神薬、死ねるお薬です」
という
CMを流して欲しいものです。
ドラッグ飲みたいニャー