2019年4月、
それまでもリボトリールやサイレースの断薬で

離脱症状に苦しんでましたが、

最後のベンゾ、

メイラックス1錠を断薬した後、


多分10日間から14日間くらいしてから、
激的な離脱症状に見舞われました。




やっと、

私の精神科卒業までのブログも、
減薬断薬に入り、

離脱症状との闘いバージョンに突入できました。




うつ病という診断名を受け入れて治療をし、


精神科病院の閉鎖病棟に保護入院し、


病名はうつ病から双極性障害2型と変わり

治療してきました。


(何度も書きますが、

うつ病から双極性障害2型へと病名変更した人は、本物の躁うつ病ではありません



やっと、

私の精神科通院歴も後半戦、
最後の闘いになるわけです。



最後の敵は離脱症状でした。



でも

離脱症状を乗り越えて

断薬を貫き通さないことには、
精神科病院を卒業して、
精神医療とオサラバすることはできなかった

でしょう。


私は闘病中、

減薬断薬中で離脱症状が激しかった時は、

とてもとてもSNSなど出来ませんでした。



そもそも文章をちゃんと

紡ぐことは不可能でした。

ある程度回復してきてから

SNSの世界を覗いたのです。



精神的にも落ち着いてから、

ブログを書いてるので、


あまり、

私のブログには悲壮感がないかもしれません。



過去の闘病は

かなり悲惨でしたし辛かったけど、
あえてなるべく、

悲壮感を出さないよう、
どこかに明るいエッセンスを少しでも
入れて書きたいと思ってました。




私はTwitterもしてませんでしたし、
SNSを始める時に子供達には反対されました

子供達はTwitterのことをバカッターと

言っていて、

良くないと思ってるようでした😅



ブログも実はかなり反対されました。



間違っても、

ブログやTwitterに感情を吐き出さないでくれ

と言われました。




母親がSNSでそういうことをしてると思うと

イタイと言われました。



メンタルヘルス部門のブログは、
やはり

感情吐き出しブログが多いと思ってたようです。


感情をSNSに吐き出すのは

悪いとは思いません。


特にまだ悩める若い子なんかには
いいツールなのかもしれません。

私はもうアラフィフなので、
やはりその辺は

自己コントロールが働くので、
子供達には心配ないよと言い訳して
始めたわけです。



離脱症状については、

ブログで最初の頃詳しく

書いたので、
なるべくサラッと

済ませようと思いますが、

あまりにも凄かったので、

何度でも書きたくなるかもしれません(笑)



昨年4月中旬頃から、

突然大量の汗が噴き出すようになり、
スマホもお箸も持てないくらい、

手がブルブル震え始めました。
夜はほとんど眠れなくなりました。



それまでも、

向精神薬を飲んでた時は

動悸に悩まされたこともありましたが、

それまで

経験したことないような

強い動悸

1日何度も襲われるようになりました。



動悸は寝起きや寝入りばなに、

特に多かった記憶があります。



少ししか寝れなくて、

夜中に起きるのですが、

その度に動悸に襲われ、

全身汗だくになりました。
喉も異常に乾きます。


寝る時はいつも首にタオルを巻き、

夜中に汗だくの全身を、

そのタオルで拭いてました。


喉も異常に乾くので、

水のペットボトルが手放せなくなりました。



精神状態も悪くなりました☠️


自分としては
メイラックスをやめたから、

精神状態が悪くなったのかな?

と思ってました。


主治医に不調を訴えると、
メイラックスを戻す?

言われました。


私はとにかくもう

精神薬を、

やめたくてやめたくてたまりませんでした。


我ながら根性が据わってたのか、

「メイラックスはもう飲みません」

答えました。


そして、

そんな絶不調の中ラミクタールも

2週間に1錠ずつ減らしていくことにしました。



このラミクタール減薬が、

また辛かった。



1錠減らすと10日間くらい、
すごく絶不調になるのです。



特に精神状態が酷くなり、
不安というか焦燥感が

とても強くなりました。

よく早朝に薬を管理してくれてる親に

調子がとても悪い、 頓服のリボトミン飲みたい

と訴えてました。


手もブルブル震えてるし、
不安と焦燥感で、

足も地団駄踏んでるような状態です。

今の自分が
あの時の自分を見たら、

かなりヤベエ人間にしか

見えなかったでしょう。



ラミクタールは、

それでも減らして10日間くらいすると

少し精神状態がマシになってきました。



でも14日間に1錠減らしてるので、
束の間の小康状態です。


またすぐラミクタール1錠減薬!

ということの

繰り返しでした。

耐え難い時は

頓服のリボトミンを飲みたいと

親に訴えました。


親は極力精神薬を飲ませたくないので、


歩きに行こうとか、

映画に行こうとか、
お寺に行こうと

気分転換させようと努力してくれました。

でもあまりにも、

不調だと外出することもできません。



そういう時は

家のベッドで悶絶してました。


親も疲れ果ててます。



私が頓服が欲しいと訴える5回に1回くらいは、

根負けしてリボトミンを飲ませてくれました。

リボトミンを飲むと

鎮静効果が高いのでしょう。


飲んでしばらくしたら

意識を失って寝てしまう

みたいな感じでした。

もちろん、

離脱症状を根本的に治してくれる薬ではありませんでした。

辛い時に数時間意識を失えるだけでした。


しかも目覚めた後は、
酷い頭痛と吐き気に襲われます。



頓服を飲むと、

数時間は意識を失い楽だけど、


目覚めた後は、

更に辛い数時間があるという

ジレンマにも悩むようになっていきました。



そして私は

激しい動悸と共にパニック発作も起こすようになりました。

そして

お決まりの凄い筋肉硬直

も起きました。 


首肩、肩甲骨あたりが特に凄かったです。


1年以上強い筋肉の強張りは取れませんでした。


ずっと肩の上に

人間1人を背負ってる感じでした。



メイラックスを断薬して2週間もしないうちに

3kg痩せました。


翌月5月には7kg痩せました。



何しろほとんど食事ができなくなりました。


ただ私はオランザピンやラミクタール、

炭酸リチウムで激太りしたので、


脂肪の蓄えだけはたっぷりあったので、
ガリガリに痩せ細り弱るということは
なかったようです😅

(この時のためにデブったのか!とすら

 思いました)
 
2019年春から長男は社会人になりました。


ちょうど5月6月と

大阪で研修することになり、

大阪のウィークリーマンションに

2ヶ月間住んでました。



予定のない週末は

奈良の実家に顔を出してくれました。


週末に息子が遊びにきてくれる。
それだけが楽しみでした。


私の家族は基本皆明るく前向きです。


私が離脱症状で

顔から汗を吹き出して、
お箸が持てないくらい手がブルブル震えてる

のを、


家族は笑ってました。
息子は「アル中みたいだなぁー」

と笑ってました。



本当は心配してくれてたのかもしれませんが、


あえて深刻にならず、

笑い飛ばしてくれたのも

救いになったかもしれません。



私も機嫌の良い時は、
「こんなに手が震えるよー!見て見て!」

震える手を見せびらかしてました。



でも、

私の手、

今後ずっとこんなに震えてたら、

まずウェイトレスの仕事は無理だし、

包丁も持てないから料理もできないし、

困ったなぁとは思ってました。


回復してからSNSなど読むようになって、


離脱症状が出たら、

薬を減らすのをやめるか、

再服薬するか、

中には元より増量して飲む人が

多いことを知りました。

(あくまでブログやTwitterに多いだけで、

 もしかしたら現実には多くないのかもしれませんが)



私はそういうことを全く知らなかったので、

逆に、

再服薬するという考えが全く浮かばなかった

のです。

結果としては良かったと

思ってます。



私が飲んでた量の精神薬を

再服薬したり戻してたら、


いまだにたっぷり飲んでることでしょう。


多分もう断薬するということを

あきらめていたとおもいます。




辛すぎたからこそ、

短期決戦で勝負しようと思ってました。

(長く闘うほど気力がなかった)



途中、

色々本を読んだり調べて、

離脱症状の知識にも悔しくなりました。


いろんな人のブログを読んだり

Facebookで体験談を読むと、

かなり辛い離脱症状でも、

一年半程で回復してる人が多いと思いました。



私も離脱症状が劇的に出始めてから、

ちょうど一年半目になります。

まだ症状は残ってますが大合格でしょう。


私は今までの人生で一番頑張ったことは、

勉強であり受験勉強と思ってました。


しかし
精神科病院から卒業することは、


受験勉強など比にならないくらい

根性振り絞り努力したと思ってます。


我ながらよくがんばりました🈴💮



✳︎がんばったことを言うと、

今の世の中は、

マウンティング!自慢! 

と批判されるようですが、


頑張ったことは頑張った!

素直に表現しても

ちっとも構わないと私は思います。



しかし今の世の中は、

他人を批判する専門用語が溢れていて

(昔はそんなカタカナ言葉なかった)

世知辛い世の中だと思います。。





家の真前のお寺にコスモスがたくさん咲いてることに、やっと昨日気づきました。



減薬断薬すると、

いったん精神状態がドーンと悪化する人も多いみたいです。


向精神薬で押さえ込んでいた反動なので当たり前なのですが。


ここで、

精神状態が悪化した=私はやはり精神病だ。


諦めて?勘違い?

して、

精神薬を飲むことを選ぶ人が多い気がします。



ここが

一つの分かれ目のように思われます。