あまりにも状態が悪かったので、

2018年3月末に

再度関西の実家に行き

闘病療養することになりました。



 

病気で具合の悪い主婦の私の面倒を

家族が診る事はできませんから。



 

夫は仕事を休むわけにはいきません、

子供はそれぞれの大学生活があり

勉強があります。


実家で両親が健在でみてもらえたので幸いでした。


そうでなければ、

再度精神科病院に入院せざる得なかったでしょう


その場合は、

さらに悪化して

もう精神科病院に入退院を繰り返す生活から

ぬけだせなくってたでしょう。



 

実家に行き

1か月半ほどは寝たきりのような

病人生活を送ってました。



入院して通院していた

埼玉県のS病院に

2週間に一度夫が行き、

処方薬をもらい、

それを実家に送ってもらい飲んでました薬



 

ただ

いつまでも本人が診察に来ないのに

薬を処方するわけにはいかない、

ということで、


実家近辺での病院探しが必要となりました。

 


以前に

実家から通院していた

県立医大では色々と痛い目に遭い、

もう信用できなくなっていたので、

新しい病院を探していました。



 

母の知人が勧めてくれた病院で

診てもらうことになりました。



そこでの病院でも色々ありましたが、

結果的にはいい先生に当たったようです。

 

私は

最初にかかった個人の心療内科から

大きな病院に2カ所通院して、


今度は4カ所目の病院、4人目の主治医です



(途中、アカシジアとバリズムに苦しんでた時セカンドオピニオンも受けました)

 

それにしても、

精神科ほど主治医によって病名も変わり

処方される薬が違ってくる


そのような

診療科は他にありません。


どの主治医にあたるかで、

どのような

地獄に行くか別れるのではないのでしょうか。


(どの先生に当たっても地獄行きには変わりませんが)

 

私は、

前の病院の紹介状をもっていませんでしたが、

病院で前の病院に問い合わせて

私の診察記録を送ってもらったようです。



なので、

もちろん病名は前の病院の診断名での

双極性障害2型という名目での

治療が始まりました。


(一度病名が付くと、

転院しても前の病院の診断名が適用されるようです。

精神科医は他の精神科医の批判否定をしないのが暗黙の了解と聞きました)


 

初診日は、

基本は今までの処方薬とほぼ同じですが、


新しい主治医は

リボトミン、レキソタン、オランザピンを

1錠づつ減らしました


そして

新しく炭酸リチウムという双極性のお薬が加わりました。


 

主治医は特に何も言いませんでしたが、

おそらく

心の中で以前の病院の薬の処方量が

多いと判断したと思います。



2週間後の診察では

オランザピンとそれまで毎日飲んでいたレキソタン5mg✖️3の

15mgを一気に断薬しました。


 

私はそれでなくても廃人状態でひどい状態の上、


おそらくレキソタンの一気断薬による離脱症状でしょう。


一気に更なる悪化に苦しむことになります。



当時は離脱症状についての知識はほとんどなく

レキソタンの一気断薬が原因と気づけませんでした。



 

思い返せば、

以前の病院の時から、

変薬などに伴い

薬の一気断薬を何回か経験していました。


その都度、

痙攣を起こして救急車で搬送されたり、

外来に駆け込んだりしましたが

不思議なことに主治医も救急医も

向精神薬の一気断薬による離脱症状との診断を

下す事はありませんでした。



 

全ては自分の原疾患です。

 

言われます。


本当に不思議です


 

どう考えても、

うつ病や双極性障害2型で痙攣起こしたり、

のたうち回ったりするわけないのに。

 

それでも、

私は最終的にこの主治医を恨んではいません。



以前の病院の医者の処方が多すぎると

判断して

減らしてくれたのですから。




離脱症状ですごい目に遭いましたが、

もし前の病院の多剤大量処方のままでしたら、

減薬断薬は不可能だったと思うので、

段階を得て

何回かに分けて辛い離脱症状を

乗り越えていくしかなかったのかもしれません。



 

ちなみに

更に次の診察ではマイスリーも一気断薬となりました。


結果的に

私はレキソタンの一気断薬でひどい不眠になってしまったのでしょう。


全然眠れなくなり、

最終的にはサイレース3、4錠。

メイラックス1錠、

さらには

頓服でレキソタンを飲まないと寝れない身体になってしまいました



 

当時は、

なぜ急に眠れなくなったのか?

理由がわかりませんでした。


 

ベンゾの離脱症状なるものに

全く知識がなかったのです。

 

知らないって怖いですね。

 

とりあえず、

私はほぼ年内は

レキソタンの離脱症状との闘いになりました







国重要文化指定財の坂野家。
様々な映画やドラマ、CMのロケ地として地元では有名です。
この竹林はドラマ仁で撮影された竹林。

南方仁と咲さんが歩いた竹林を歩いてきました。

蚊に刺されまくりましたが。