春頃から

自助会のZOOMミーティングに時々参加してました。

 


今年になり

向精神薬処方薬の自助会の存在を知り、

元気になったら

東京近郊の集まりに参加してみたいなぁ

思ってました。



まだ春頃は体調不調で、

とても東京まで出かけて参加できない状態でした。

ところが

コロナの為ZOOMでのオンライン集会が行われ、参加することができました。

 

オンラインって便利ですね。

 


色々な人とオンライン上ですが出会えたし、

いろんな人の体験談や考えを聞くことが

できてとても参考になりました。


 

ここで私は初めて

アディクションという言葉を知りました。

 

依存症という意味です。

 

はたとそこで疑問に思いました。

 

私は処方薬依存症なのだろうか?

 

依存症の定義って何なんだろう?


 

アルコール依存症・覚醒剤依存症・タバコ依存症・パチンコ依存症などはわかりやすいです。


 

向精神薬の依存症とは?


 

確かに

向精神薬は身体的、精神的依存を発症させます


これは医学書にも書かれており、

医者も認識している事実です。

(医者はあまりそれを口に出して認めませんが、ちゃんと医学生でも勉強して知ってることです)

 


身体的依存

説明するまでもなく、

薬を減らしたりやめると、

体に辛い禁断症状が出ます。



精神的依存

飲みたくてたまらなくなる、

やめられない、飲まずにはいられないって

感じでしょうか。

 

私も精神的依存はありました

 


断薬後はとても心身共に辛く、

不調になると頓服薬を飲みたくてたまらなくなりました。


頓服薬は親が管理して隠してくれてたので、

勝手には飲めません。


 

昨年8月1日に

処方的には断薬完了になりましたが、

まだ頓服薬は医者から処方されてました。



絶不調になると

よく親に

「もう耐えられない、頓服を飲ませてくれ」

訴えてました。



親が我慢しなさいと与えてくれず、

家中を血眼になって探したこともあります。

 

さながら

シャブを求めて狂ったようになるシャブ患者のようでした



親からも

「薬中!」

言われて傷ついたことも何度もありました

 


改めて

向精神薬は精神依存もさせる怖い薬だと思います。

 


私も再服薬したくなり、

親にいかにも正論めいた説明をして、

向精神薬を飲んだ方がいいんだ!

訴えたこともありました。

 


「強い離脱症状を出してるから後遺症になる、

再服薬して再度微量づつ減薬した方がいいんだ」


「双極性障害は薬をやめると9割の人が再発するから飲んだ方がいいかもしれない」


「医者が処方するんだから悪い薬のわけない、治療した方がいいんだ」


そんな

 

最もらしい言い訳を訴えてました。

 


結局辛かったので理由をつけて飲みたかった

のだと思います。


 

私は断薬しましたが、

決して優等生的な断薬をできたわけではありません。


しばらくは月に1、2度頓服を飲んでました。


 

ただ何故だか

断薬した後に頓服を飲んでも必ず悪化していたのです。


奇異反応が出たり、

起立性低血圧発作を起こして何回も卒倒して

救急車でも運ばれました。


 

自分の強い意志だけで断薬成功したわけではないのです。


私に薬を飲ませないように、

両親や身内、

毎日通っていた整骨院のK先生が必死に協力してくれたのです。

 


両親が協力してくれなかったら、

自分としては病院に入院して断薬しようと考えてました。

(群馬県の某A病院のことを調べてました)


私くらい

多剤大量処方だと、

なかなか自分の意志だけでは

断薬できないのが

現実だと思います。


主治医にもよくやめれた、と言われました。



50半ばのベテラン精神科医ですが、

長い精神科歴で、

私レベルの薬を飲んでいて断薬成功したのは

2人目だと言ってました。



 

覚醒剤中毒患者が入院もせず、

自宅に覚醒剤があるのに

自分の意志で覚醒剤を断つことができない

のと同じです。



目の前に薬があったら!


なんだかんだ言い訳をつけて飲んでしまうような私は弱い人間です。

 

医学的にも

向精神薬に身体的精神的依存があるのは事実なので、

精神的依存があっても

恥じることはないと思います。



幸いにも

覚醒剤よりは精神的依存は低いのですから、

強い意志のある人なら断薬できるのです

(私は強い意志がなかったので家族に管理してもらってました)


 

ただアディクションというと、

 

快楽のため気持ち良くなるための依存

いう印象があり、

少し違うような

気がすると思ってました。

 


飲まないと心身が不調になるから飲みたくなる依存性です。

 


お酒やタバコとは確実に違う印象を

私は持ってます。


 

もちろん違法薬物のように、

飲むことによってラリって楽しくなるとか、

快感を得られるとか、

そういう人もいるようです。



私の場合はそういうことは皆無でした。


 

でもオープンチャットには、

睡眠薬とアルコールでラリって気持ちいいやめられないという人もいましたね😱


ベンゾ大好きで、

何件もの病院を梯子して集めてる人もいたし、

ネットで違法に薬を入手してる人もいました。

(睡眠薬が多かったですね、特にデパス、ハルシオン)


 

たいていの人は

うつ病なり不安症なりパニックなり不眠なり

辛い症状があり、

病院で医師に処方されて、

薬を飲めば治ると信じて真面目に飲んできた人達です。

 

身体的精神的依存性のあるお薬と知らずに何年間も飲んできてしまったのです。


 

何を書きたいのか分からなくなりましたが、


 

その依存性に気づいたら、

自分と戦い時間をかけてでも

やめればいいだけのことです。

 


体から薬が抜けて離脱症状も回復してきたら、

薬を飲みたいという気持ちは

私の場合はきれいさっぱりなくなりました。

 


強い意志がある人は自分だけでもやめれるでしょう。


家族や友達や協力してくれる人がいるならもっと幸いです。


そういう人がいない場合は病院に入院して抜くという方法もあります。


 

それぞれに合った方法で減薬断薬できるはずです

 

症状を治療するために必要な服薬ならいいのですが、

処方薬依存でやめられず服薬するのは辛いことです。

 


私が住んでる市は百日紅の街路樹がたくさんあります

 

 

 

 

 

一眼レフカメラ勉強中です。

向精神薬を飲んでる時は、

酷い状態で趣味を楽しむなんて夢のまた夢でした。