過去記事の再投稿です。

過去記事は2020年8月のものです。

以下過去記事です



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精神科病院を2017年10月17日に退院して、

入院していた埼玉県の

精神科病院に通院することになりました


 

退院してから12月上旬ぐらいまでは

比較的落ち着いていて小康状態でした。

 


それでも日記を読むと、

朝はなかなかベッドから起き上がれず、

エンジンがかかるのは午後からという感じでした。

 


でも

抗うつ薬でアクチベーションを起こしてた時

のような激しい衝動性や

焦燥感、自殺衝動みたいな症状は消えたので、

家族も皆ホッとしてました。

 


このまま良くなっていくと

私も家族も期待していました。



 

11月は友達と時々ランチをしたり、

1泊2日で夫と万座温泉に旅行にも行きました。


その時は快気祝いなんて喜んでいたのです。




 

ただ

体重だけが増加していき、

11月末にはズボンをLサイズに買い替えなくてはいけなくなりました



 

こういう状態を

精神病界専門用語では寛解とでもいうのでしょうか?




 

でも

このような状況は長くは続きませんでした。




11月末ごろから

私は

うつ病モードになっていき、

ベッドから起き上がれない日が増えていきました。


寝込む日が増えていったのです。

 


主治医は

オランザピンをエビリファイに変えました



エビリファイは大塚製薬が開発したお薬です。



エビリファイに関しては

また物申したいので(笑)後日書きますが、

一言で言うと

私は

エビリファイで

強いアカシジアが出てしまいました。

 


で、

結局オランザピンに戻されました。

しかも2倍の処方量になりました。



 

12月中旬から年があけ2018年6月頃まで

日記は白紙です。



日記が書けないくらい不調になってしまったのです。


過鎮静状態になってました。

(もちろん当時はそんな言葉知らず)

 


(結局2018年になり母親が3ヶ月近く私の家に来て面倒を見てくれてましたが、

一向に良くならず悪化してく私を見かねて

一緒に関西の実家に連れて帰るのです)

 


私は

うつ状態がひどく、

意欲もなくなり、

一日中寝てることが多くなりました。


いわゆる過鎮静状態になりました。

 


その頃の処方です。

 


オランザピン20mg

リボトミン5mg✖️3

リボトリール0.5mg✖️3

マイスリー10mg

レキソタン5mg✖️3

下剤のマグミット、センノシン

 


実は今回も

当時のお薬手帳を見て

初めて気づいたことがありました。



 

レキソタン5mg✖️3


毎日レキソタン15mg。

それだけでジアゼパム換算30mgです。

 

ひどくありませんか?


 

そりゃ薬に弱い私が

寝たきりになるわけ!

今更ながら納得しました。


 

関西の実家に行き、

新しい病院に転院した際は、

主治医はレキソタンが多すぎると

判断したのでしょう、

すぐに5mg✖️2に減らし、

そして次の診察の2週間後には

なんと大胆にゼロにしたのです



 

もちろん、

大変なことになりましたよ。


それはまた後程。

 


レキソタンには

1mg、2mg、5mgがあります。


メジャーなのは

2mgの緑のパッケージではないでしょうか?


私は後に

2mgを1、2錠飲んだだけでも

昼間にコンコンと眠ってました。



 

15mgもレキソタンを1日に飲んでたら、

起き上がれないのも当然なわけです。


 

なのに当時は寝てばかりいる私を見て

夫はため息をついてました。


そして、

寝てばかりいるやる気がない!

文句も言われてました。

 

薬のせいでそうなっていたのに

可哀想な私。。


 

お年寄りで、

その人にとっては多すぎるベンゾを処方されて

寝たきりになったり、


認知症みたいになったりしてる人が

日本には多いそうですが、

本当にひどい話だと思います。



あえて

大人しく寝たきりにするよう多く処方すること

「ベンゾで落とす」

表現するそうですね。


本当に、

ベンゾで人生ドン底に落とされますよ!


 

私の場合はレキソタンだけでなく、

オランザピン、リボトミンも過鎮静にさせる

薬でした。

 


すっかり

向精神薬で落とされて植物

みたいになってしまいました。

 



話は戻りますが、

1ヶ月半ほどは退院して小康状態でした。



こういうのを寛解というのでしょうか?

 

精神病は完治しないので、

寛解という言葉を使うと

どこかで読みました。

 


精神病って本当に完治しないのでしょうか?



 

何冊かうつ病の本を読みましたが、

昔はうつ病は自然に治ってた病気と書かれてました。


それがここ半世紀程、

向精神薬で治療するようになってから、

10年も20年も治らない人が

ゴロゴロいる慢性の病気になったと。。。。

 


精神病だけでなく、

逆に投薬治療をすることによって

悪化する病気って結構ありますよね



 

私の場合は、

あまりの悪化に

親が見かねて実家に連れて帰ってくれて、

転院することにより主治医も変わり、

結果的には

その新しい主治医との出会いがいい方向に

向きました。



そして

私をしばらく診ていた新しい主治医が

薬で悪化してるのではないか?

思ってくれる先生でした。


そして、

私の減薬断薬したいという意思

に添ってくれたので、


減薬断薬して寛解でなく完治できた!

思ってます。



 

あのまま入院していた病院に通院して

服薬治療していたなら、


私は今でも

双極性障害で精神障害者手帳を取得して

一生精神病患者として人生を

歩んでいたのは間違いありません



そして

入院したり退院したりを繰り返していたでしょう。



老後は

子供もそんな私を面倒見れないでしょうから、

長期入院型の精神病院に

放り込まれて、

そこで余命を終えていたと思います。


これ、

確実な未来像だったと思いますよ。

恐ろしや。


安易に他人に

精神科医のことを信じて素直に向精神薬を

服薬したら寛解します、治ります。


言う人がいますが、

私個人的には悪魔の手先にしか思えません。


まぁ、世間一般のプロパガンダを信じる

素直な人とも言えますが。


 

珊瑚や貝殻が好きですラブラブ



南国が好きで、

モルディブやフィジーで拾ってきた珊瑚や貝殻を飾ってます。


砂もちょっと持って帰ってきちゃいました。。。(いけないんでしょうけど)


立派な珊瑚と貝はさすがに購入したものですが。

 

南国に行きたいな〜🏖




追記


私の入院退院後をシンプルに表現すると



抗うつ剤やセロクエル・ベンゾジアゼピンを

減薬して断薬していったので、

薬の有毒性が減り回復して小康状態になった。


だけど


双極性障害2型として、

新たに向精神薬が処方され、

ベンゾも新たにたくさん処方され、


増薬とともに悪化して廃人になった。



こういうことです。


簡単なことです


向精神薬が犯人であり悪者だったんです!