2020年8月の記事です。
もう2年近くの月日が流れました。
なんだか懐かしいですね。
辛い時は永遠に時間が停滞してるように感じるものですが、
確実に時は流れてます。
過ぎ去れば数年間の年月はあっという間に感じます。

人生はおそらくあっという間に終わる。
不幸でダークな世界に居続けるのか、
美しい空を見て気持ちを新たにするのか、
これまた本人自身の選択なんでしょうね。


以下、
2年前の過去記事です。リハビリ体験記です。



暑い夏本番がやってきました☀️


激しい離脱症状が出てから
1年5ヶ月が過ぎました。

急性期は体調も精神状態も逆に悪化しましたが、そこから、
少しづつ
上向きに回復して行きました。

一足飛びには回復出来ず、
まさに段階を経て少しずつの回復でした。
もちろん時には悪くなったりと波を繰り返しながら。


10ヶ月間は反跳性不安も強く、
感情のアップダウンもまだ激しく、
身体の離脱症状も強く寝込む日が多かったです。


不眠で早朝から起きてるのですが、
身体も気分も怠く、
昼前までベッドから抜け出せないなんてことも
多々ありました。


1年過ぎたあたりから、
少しづつ料理ができるようになり、
簡単な掃除など家事をしたりできるようになりました。


日中はコロナのこともあり、
家に篭って映画やドラマを見たり、
本を読んだりという感じで、
まだあまり動けない感じでした。

離脱症状が出始めて14ヶ月目くらい、
ゴールデンウィークあたりから、
かなり目を見張るような回復になってきました。


かなり凝った料理もできるようになり、
ケーキを焼いたりもするようになり、
家の整理整頓断捨離もするようになりました。


私は
向精神薬を飲み始めて、
早くも3,4ヶ月目あたりから料理が出来なくなりました。


料理って実はとても頭を使う行為なんです。

痴呆症になった人は料理できなくなりますから。


薬で脳がやられて、
痴呆症状態になっていたということです。


クックパッドやクラシルといった
料理アプリを観ながら、
そして
アップルミュージックで好きな音楽を聴きながら、
楽しく料理ができるようになったことは感動的でした。


それでも
無理をすると、
翌日の午前中はへばってベッドから出れないなんてこともまだまだありました。


そして15ヶ月経った頃から、
家の外に出て庭仕事をするようになりました。

気力と体力が庭仕事するレベルまで回復したということです。

雑草を抜いたり、
雑草の根がはびこり固くなった花壇を鍬で耕す。買ってきた苗を植木鉢に植える。

けっこう体力を使います。


体力を使うようになってくると、
自分でもメキメキと回復が進んでるのを実感することができました。

そして
梅雨明けして夏本番がやってきました。


旅行したり、
暑い中出かけて1日歩いて汗を流しても、
あまりバテないくらいになりました!

不眠は酷く、
昨夜も2時間も寝てませんが、
不思議と元気です。

細かいこと言うと、
身体が痺れていたり、
痛みがあったり、
まだ離脱症状はあります。

でも、
なるべく考えないようにしてます。

そもそも、
もう50歳を超えてるので、
身体のあちこちが痛かったり、
不眠だったり、
頭痛が起きやすい、

そのような諸々の体調不良を訴える人は、
向精神薬飲んでない人でもゴマンといます。


離脱症状、離脱症状と言わなくなっていくのが、
本当の回復なのかもしれません。

麻薬や覚醒剤と作用機序似たような薬を何年間も飲んできたので、
後遺症が残るのは仕方ないと諦めてます。






猛暑の中、奈良を歩いてきました。
よく高校生の頃に試験期間が終わったら友達と遊びに行ったものです。