反跳性不眠について、

少々おまけ的な記事になりますが、

 

2019年4月にベンゾ全断薬後、

離脱症状の反跳性不眠になりました。


回復期に現れると言われてる悪夢期

私にも見事に現れました。

 


不眠が始まり8ヶ月後くらいの11月の晩秋の頃に

5週間くらい毎日のように

悪夢を見るようになったのです。

 


大体寝れる日は寝ついて1時間後くらいに

悪夢を見て飛び起きて、

汗だくになるみたいな状態でした。


一番多かった悪夢は虫系の夢

身体中がゴキブリに覆われる夢。

毛虫が全身に張り付いて叫んでる夢。

そんな夢ばかり見てました。


あとは殺人鬼に追いかけれられる、殺される、

流れ迫り来る溶岩から逃げる夢


そんな夢ばかり毎日見てました。


最初の頃は

夜中に飛び起きて、

寝覚めても悪夢が夢なのか現実なのかわからず

パニックみたいになったこともありました。


母に同じ部屋で寝てもらったこともありました。


 

毎日のように通っていた整骨院のK先生。

私の離脱症状が酷い時も

色々と力になってくれました。


そんな時にK先生が


「ネットでMちゃんの症状にピッタリなことが書かれてるサイトを見つけた!」

そのサイトの記述を全部印刷して渡してくれたのでした。

 

それは

Benzo Case Japan 抗不安薬や睡眠薬としてよく処方されるベンゾジアゼピン系薬剤の注意喚起と薬害裁判について」 

というものでした。



そうです。


かの有名な

アシュトンマニュアルです!



 

そこに

不眠・悪夢・睡眠障害についての

記述もありました。


 

ベンゾでの睡眠は正常な睡眠ではなく、

ノンレム睡眠でもなくレム睡眠でもなく、


あえていうなら麻酔薬で寝る眠りに近いそうです。


 

断薬後は普通の睡眠に脳が戻ろうとして、

まずは

レム睡眠ばかりになります。


レム睡眠

身体は弛緩して休息してるが、

脳は活動していて夢をみたりします。


普通は、

就寝したら深い眠りのノンレム睡眠

最初に訪れるのですが、


どうやら私は、


就寝すると、

しょっぱなからレム睡眠ばかりになり、

悪夢も頻繁にみていたようです。


 

これは不快だけど、

ベンゾ離脱からの回復過程で現れる

正常な反応だそうです



Benzo Case Japan でも、

この悪夢期は4〜6週間続き、

悪夢を見る頻度は減り

次第に消えていくと書かれてました。


 

まさにその通りで驚きました。

 


レム睡眠回復期の次は、

ノンレム睡眠回復期です。


こちらの方が長期間を要する

ありますが、

私はまだ回復途中のようです。



就寝後に深い眠りに入るはずなのですが、

なかなか以前のようにそれが上手くいきません。


眠りが浅いようで、

寝ついた後もちょっとした物音や簡単なことで、

すぐに

起きてしまいます。

 

悪夢期は最初の頃は怖くて弱音を吐いてましたが、

2週間くらい続いたあとは

なんだか楽しくすらなってきました。



今夜は一体どんな悪夢を見るんだろう?


無料で、

ホラー映画を観れてるようなものだわ。


なんて思ってました。

 

1ヶ月ちょっと悪夢期は続きましたが、

自然と消えていきました。


今は全く悪夢を見ることはなくなりました。


 

しかし

何故

レム睡眠頻出になると悪夢を見るのでしょうね?



何故、

楽しい夢じゃないのか?


人間の脳は本当に不思議です。

 

整骨院のK先生が印刷して渡してくださりました。

ありがとうございますクローバー


親切で優しい人ってのはいるものですね。

 

この資料を両親も読んでくれ、

少しは離脱症状やベンゾのことを

理解してくれました。


ネットで見て勉強してくれと訴えても

高齢の両親にはハードルが高いようでしてくれませんでした。


でも

このように印刷された物が、

常に食卓に置かれてたので、

気が向いた時に

読んでくれました。

 

ベンゾや向精神薬の副作用、離脱症状で

苦しんでる人は、

孤独に苦しんでる人が

多いと思います。


主治医に理解してもらえないばかりか、

余程勉強して知識を

得てくれる身内がいない限り、

身内にすら理解してもらえないからです。

 


私も夫や子供達には、

全くと言っていいほど理解してもらえませんでした。


それでもしつこくしつこく説明してましたけどね。