辛かった過去の日記を読み返して、

泣いてしまいました。


現在、

回復してきて元気になった事実だけを

喜べばいいと自分に

言い聞かせてます。


それでも


やはり心の傷になってるのでしょう。

 

嫌な記憶は蓋をして忘れて、

日常を楽しいこと興味あることでなるべく満たして

回復を図るのがいいのか、


こうしてブログなどに整理して書いていくことが心の傷の癒しになるのか、


どちらがいいのか正直わかりません。


 

とりあえず今日は、

私が

何故向精神薬の断薬する決意に至ったか

書いていこうと思います。


 

これはあくまで私のケースなので、

他の人には当てはまらないかもしれません。


精神病だけでなく、

他の身体の病気、

病気以外にも

世の中の全てのことは一人一人

違うので、

絶対的な答えはないと思ってます。

 

 

私の病名は、


うつ病から双極性障害2型と

変わりました。


主治医のパソコンをチラッと見た時には、


境界性パーソナリティ障害とも

診断名は記載されてました。

 

とにかく

原疾患は「抑うつ状態」のみでした。


 

抑うつ状態とは、

私の場合

落ち込んで、

うつな気持ちに圧倒されて、

一日ベッドに伏せる時間が多くなり、

食欲もなくなり、

何もやる気力が起きない。

悲しい、生きる気力がない。

 

って感じでした。


まぁ、

辛い出来事が起きて落ち込んで参ってたわけです

 

うつ病は心の風邪らしいので、

治療しなくてはいけなく、

お医者様の言う通りに

お薬飲んで治療したら元気になる 


そのような気持ちで治療開始したわけです。

 

お薬を飲んで治療して3年くらい経ち、

 

何かおかしくない?!

 という気持ちにたどり着きました。

 


原疾患は抑うつ状態

 

それが3年の間に

 

感情は乱高下するようになり、

家族の発言を否定的にばかり受け取り泣くキレやすくなる。


実際に行動に移してしまうような

抗いがたい自殺衝動。

鬱はマシになるどころかもっと酷くなる

 

実際に私は何度も高い建物の屋上に行ったり、

高速道路の高架道に行ったり、

二階の窓から飛び降りようとしたり、

紐を首に巻き付けたり行動に出るようになりました。


自殺未遂行動を繰り返すようになり、


結局

閉鎖病棟に保護入院することにもなりました。

 

ちなみに、

抗うつ薬SSRIを抜いたら

自殺衝動はスーッと面白いくらいに消えました。

 


身体症状の副作用は、

細かいことをあげればキリがありません。


私が強く苦しんだのは

アカシジア、ジスキネジア、

ジストニア、バリズム、

薬剤製のパーキンソン病症状

などでした。



一番、

多剤大量処方 

(8種類1日25錠程。

頓服薬を飲むとさらにです)

の時は、

過鎮静になり、

1日のほとんどを寝て過ごすようになりました。


酷い時はお風呂も1人で入ることができなくなりました。

 

抗精神薬の副作用で16kgも太り、

目は力を失い虚になりました。

 

さすがの私も家族も 

何かおかしいんじゃない?!

治療してるのに、

ちっとも良くならないどころか悪化してる!


うつ病でこんなことになるの?

 

という

今更ながらシンプルな疑問にたどり着きました

 


そんな頃、

私は少し体調が良い時に、

ネットや本で

日本の精神医療や向精神薬の作用機序や副作用、精神医学の歴史などを調べるようになりました。


それまでも、

本屋でうつ病や双極性障害の本は買って

読んでました。


(後に、本屋の目立つところに置いてある

精神病の本は、

日本の精神医療を肯定する

教科書的な本ばかりということに気づきました)

 

そしてネットや体験談で

何人もの人が、

薬をやめたら良くなった!

回復したと!

いう体験談を読みました。


 

もちろん薬をやめて悪化する人もいるでしょう。


たいていの精神科医は

薬をやめたら悪化するよと、

呪いのような言葉を口にします

 

でも私は、

やめて悪化してもいい!

と思いました。


悪化したら自分は病気だと納得がいくので、

納得した上で一生薬を飲めばいいと

思いました。

 

離脱症状で一旦は心身共に

すごく悪化しました。


再服薬したほうがいいのかと悩みました。


幸い私は、

減薬断薬に詳しい精神科医に相談することが

できたので、


離脱期の一旦の悪化は当然であるということが

理解できたので、

揺らぐことなく

突き進むことができました。

 


 

向精神薬は、

必要な人が飲む分には、

質の良い日常生活が送れるのかもしれませんが、


必要のないレベルの人が飲んで、

悪化して苦しんでる人も多いようです。


そういう人を救済してくれる精神科医が

増えることを望みます。

 

 

先日、たくさんの蛍を見ました。

何故だか感動して、

生きていて良かったと

思いました。

 

断薬しなければ、

今でも私は病んだ精神で

ボロボロの身体で

1日の大半を

ベッドで寝てるような生活だったはずです。