雑談(#5) | 歌が上手くなりたい人の為の発声練習法

歌が上手くなりたい人の為の発声練習法

このブログはとあるアイドルさんの為に書いた、ちょっとしたコツで歌が上手くなる、発声練習方法に関して書いたものです。

さて、前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいましたが、

歌を上手くなるためには毎日の練習が大事です。

忙しくて練習できない時も、10分でもいいので発声練習しておくことが望ましいです。

 

さて、これから応用編へと移って行きたいのですが、

その前にひとつ。

 

歌が上手くなりたかったら声量のUPは絶対条件です。

声量があるだけで上手く聴こえるものです。

 

そして、人間 100%の力を出そうと頑張ると、アンコントローラブル(制御不能)になります。

100の声量の人が100で歌うといっぱいいっぱいでミスも多くなりますが、

200の声量の人が100で歌うのは50%の力しか必要としません。

人間の行動だけでなく、この世の物理的な制御は、

ある程度の余裕があった方が制御しやすいのです。

 

歌も同じです、100%の力で歌うと音声も響きもミスしやすくなりますが、

80%の声量で歌うと音程も響きもイメージも伝えたい気持ちも安定します。

 

ゴルフのスイングが良い例です。

どんなに上手いプロ選手でも、フルパワーで満振りしたら、思った所にボールは飛んでいきません。

80%で振ればコントロールは俄然しやすくなります。

しかし、ゴルフは飛距離を出さなければ不利になるスポーツ。

オンコントロール内で飛距離を出せるように、

練習によってコントロールできるパワー率を100%へ近づける練習をするのです。

それによって素人は80%の力でないとコントロールできないものが、

プロは95%の力でもコントロールできるように脳神経を構築していくのです。

 

ゆえに、歌が上手くなるためには声量の向上は非常に効果的です。

毎日、遠くに向かって「おーーーーーい」しましょう。