もう10年以上前、キムタクの出演する口紅のCMで、「チューしたい」というフレーズが大ブームになったCMがありました。

あれはどこのCMだったでしょうかはてなマーク


昨日表参道の改札内を通ったとき、CHANELのルージュの広告が構内をジャックしているのを見付けました。

階段脇の掲示広告、柱広告と、あのちょっとグロテスクではありますが、CHANELの広告に埋め尽くされていました口紅


最近のリップカラーのCMを見ていると、メイベリンAUBEが、水溶性のリップカラーを出しているのが気になります。


私は長年水溶性の口紅を愛用しているんですね。

元々唇が荒れやすく、小学生の頃にはよく蜂蜜を唇に塗っていて、中学生のときはメンソレータムのリップクリーム。高校生になるとKiss Meの色つきリップが愛用品でした。

19歳で初めて購入した口紅は、「ピーチブロッサム」という、オレンジ系の薄目のパール感のあるお色でした。今も愛用していて、夏には殆どその色を使っています。


色つきリップを卒業して口紅を使うようになって心配したのが、やはり唇の荒れでした。

程なく、私の愛用のブランドから「Lip Spa」という名称の口紅ラインが発売され、それは水溶性の口紅で、唇が荒れないんです。以来製造中止になった今も、私はそのラインを愛用し続けています。


口紅は本来「油性」なもので、特にあの艶感は、何で出されているかご存知ですか?

    牛の脳髄です。


狂牛病が初めて日本で確認された際、幾つかの部位を使用したものは食用以外にも使用が禁止されました。それを使い続けていた日本の大手化粧品会社の口紅について、厚労省から注意勧告が出たのを、どれだけの消費者が気付いていたでしょうか?


この油性の口紅の対極にあるのが、水性の口紅なのです。

最初に水溶性の口紅を発売したElizabeth Ardenの特許がもう切れたのでしょう。メイベリン、AUBEから水溶性口紅が発売され、これから徐々に水溶性が定着していくのでは???という期待を感じています。


水溶性の口紅は滲みやすい難点はありますが、口紅は口に入って食べてしまうこともあるものなので、口にしても安全な、有害でないものを選びたいと思っています。

食べちゃっても大丈夫な口紅。

それが私の口紅選びの一つになっています。