先日、「十字架」を頂きました。


その方とは初対面で、幾度もメールでのやり取りはあったのですが、実際にお会いするのは初めてで、メール文から窺える力強さとは正反対の、優しく清らかな風貌の、穏やかなお方でした。


その方がお別れ間際、私に金の十字架を下さったのです。


初対面の方から頂くには高価なもので、本来ならとても頂くことなど申し訳なくてできないのですが、私はその十字架を手にして言葉が出なくなり、それに込められた意味、思いを重く受け止め、有難く頂戴致しました。


十字架はキリスト教の象徴ですが、カトリック信者は十字架よりも「おメダイ」という、
メダルの原型となったものをペンダント形式に身に着ける習慣があります。

むしろ十字架はあまり身に着けません。

でも、私は十字架が子供の頃から大好きで、幾つも持っています。


一番お付き合いの長い十字架は、幼い頃だったので何度も紛失し、一度などは公園の鉄棒の下に数ヶ月ぶりに発見するなど、有得ないような不思議を何度も経験しています。


先月、ある人に「十字架を身に着けて下さい いつもあなたを守ってくれますよ」と言われました。


私には、今大きな迷いがあります。

今まで特に神に背くような行いをすることなく生きてきたことは私の誇りでもありますが、私に初めて、迷いが生じています。

そんな折に、十字架を頂きました。


不思議なものですね・・・


それは、ちょうどその数日前に欲しいと思ってイメージした通りの十字架で、金の、イエズス様のお体のついた十字架でした。


重い十字架です。


昨日、お誕生日でした♪

新しい一年がどんな年になるのか、自分でもわかりませんが、今までとは違う一年になりそうな予感が大いにあります。