事件発覚後固くシャッターを閉ざしている不二家の表に貼られたお詫び文書の余白に、激励のメッセージが寄せられていました。私の自宅最寄駅前にある不二家でのことです。

何が起こっているか誰もが承知していることなので、わざわざ張り紙を見に行くのも申し訳なく、シャッターの前を毎日普通に歩き去っていましたが、昨日たまたま、足を止めて文書に目をやると、このようなメッセージが書き込まれているのです。

今日は、ワープロ書きされた文書に、「30年前、ケーキの美味しさを知ったときのことを忘れません」と始まる書面が貼られていました。

かつて不二家を通して西洋菓子の味を知り、ファンになった人もたくさんいるのだろうな・・・と思いました。

不二家の中にも、真面目に勤務した人もたくさんいるでしょう。一部の心無い人のために、多くの人が傷ついてしまうことを、残念に思います。

私はこの事件で、不二家の存続は難しくなったと思っているのですが、なんとか再建できるのでしょうか?