[ニューヨーク 20日 ロイター] 米民主党のヒラリー・クリントン上院議員(59)は20日、自身の公式ウェブサイトを通じ、大統領選に向けて資金集めなどを行う準備委員会の設置を発表し、2008年の次期大統領選への出馬を事実上表明した。
 同議員は、ウェブサイトのビデオメッセージで米国は過去6年の失敗を改める時期に来ていると語り、ブッシュ政権を強く批判した。
 次期大統領選に向け、民主党では黒人のオバマ上院議員や、エドワーズ元上院議員らが立候補を表明している。






本日、アメリカ第42代大統領夫人で、現在NY州選出民主党上院議員、ヒラリー・クリントンが、Hillary for Presidentと題した自身のWebで、2007年の大統領選挙に出馬の意向を表明しました。


ヒラリーのコメントを掲載しようと思って和訳に取り組んだのですが、長すぎるのでやめました。ヒラリーは子供の教育問題、保険問題、老後の保障と、大統領夫人時代と変わらない問題意識を提議して、選挙戦に臨もうとしていました。


私は以前アメリカの公務員で、現在の大統領の父君W・ブッシュ、ビル・クリントンをボスとして働いていました。

ヒラリーは、ファートレディの役割には全く興味がなく、女性がまだ大統領の椅子に座れる時代ではなかったので、夫ビルを大統領に押し上げることに懸命になった・・・という印象を持ちました。

その当時から教育環境の整備、保険体制の整備を推進したいと、大統領夫人としては初めて政務にも当たり、積極的に取り組んでいました。

彼女はプランニングに当たり、日本のスタイルをモデルの一部に考えており、彼女をサポートする人物から招聘を受けて何度となく異動のお話を受けましたが、私は固辞し続けたので、直接一緒にお仕事したことはありませんが、その頃から、彼女は本当は自分が大統領になりたかったのだろうな、とは、感じていました。


満を持しての出馬というところで、現在取り沙汰されている他の民主党候補者と比べても、世論調査の結果からも、ヒラリーの民主党候補者としての期待はかなり高い。

女性初のアメリカ大統領誕生と噂されていますが、私はヒラリーの大統領就任には不安を感じます。

彼女がどのようなブレーンで周囲を固め、どのように政治を行っていくか、特に日本に対する政策をどのように取るかによっては、日本は再び窮地に陥ります。彼女の興味は内政にあり、以前の印象では政治信条も取り立てて明確には思えませんでしたし、明確な意識で国の舵取りができるのかは疑問です。しかし、アメリカ初の女性大統領が誕生するのかもしれない現状に大変興味を感じ、注目して参りたいと思います。