神戸の震災から12年。

早いですね。もうそんなに経つのですね。


その時間、東京でも微かに揺れました。

お昼ごろにようやく大惨事になっていることが伝わり、時間を追うごとに大変なことになっているのを知ったのですが、午前中の段階ではまさかあんなことになっているとは思っていなかったのを、覚えています。


今日は一日、マスコミでは神戸で起こった惨事のことが回想されていますが、あのときは自衛隊の出動要請が遅れたことが救出活動に大きく影響し、惨事を一層大きくしました。自衛隊に対する意識と、また同時の政府にも自衛隊への抵抗があったことが災いしていました。それを当時もどかしく思ったものでした。


カメラを回しているだけで、そこに映っていた男性の弟で、朝出勤した弟がバイクで通りかかり、男性は弟を呼び止め、兄弟で無事を確認して抱き合って喜び、弟が母親の安否を尋ねると、男性は「落ち着けよ。落ち着いて聞けよ。」となだめてから、母の死を告げると、悲しんで近くの物を蹴り上げる弟の映像が流れるなど、今も鮮明に覚えていますが、あのときは多くの映像を現実と信じ難いままに、ただTVを見ながら、みなさんの無事をお祈りすることしかできませんでした。


いつまたあのような出来事が、どこに起こるかわかりません。東京などは、大災害があればひとたまりもないでしょう。どんなことになるか、想像もつきません。

もし大きな震災などに巻き込まれても、起動できるPCを見付け次第ここに来ます。どうか皆さんも、ここに無事をお知らせに来て下さいね。