ハ~ロウィ~~~ン!ハロウィン


9月の終わり頃から街にはハロウィン・グッズが並び始め、10月半ばの今日、もう既に

「買おっかなー? どーしよっかな~?」

と思っていた黒ネコのマスコットが売り切れてる!汗

いつの間に日本にこんなにハロウィンが浸透したの???


私がアメリカ政府の公務員だった頃、本国に行くと10月31日のハロウィンの日には、街では仮装した人たちによる「ハロウィン・パレード」が行われ、officeでは朝からお祭り気分で、40代・50代のレディたちもミニスカートなんかはいっちゃったりして、様々な仮装をして出勤します。

きっとみんな何日も前から準備してるんだろうなぁー・・・


私は仮装をしないけれど、プッチーくんはハロウィンの衣装を持っています。

以前徹夜して作り上げました!!(>0<)



なかなかの力作でしょ?


お祭好きの私は20年ほど前から、日本ではまだ一部でしか販売されていないハロウィン・グッズを購入して、お玄関におっきなカボチャのおもちゃをつけたかったんだけれど、家族に反対されちゃいました。日本ではまだまだ認知されていないし、気持ち悪がられちゃうというのが意見でしたオバケ



日本でハロウィンの名前をみんなが認識したのは、1992年に、アーカンソー州に留学中の日本人留学生・服部剛丈くんが、ハロウィンの仮装で間違えて訪問した家で、不法侵入として射殺された不幸な事件がきっかけではないでしょうか?



ハロウィンは『仮装するお祭』と認識されがちですが、実はハロウィンには宗教的な意味があります。




キリスト教には、「諸聖人の祝日(諸聖徒日)という、有名・無名の総ての聖人と殉教者の為の日があり、これを日本では「万聖節(ばんせいせつ)といいます。カトリックの暦では11月1日とされ、翌日2日を「死者の日」として、家族や親しい故人を偲ぶ日となっており、これらはクリスマスや復活祭(イースター)に次ぐ重要な祭日となっています。


ちょうど日本の風習に例えるならば、<お盆>といったところでしょう。



英語では「諸聖人の日」を「オール・ハロウズ(All Hallows)」、または「ハロウマス(Hallowmas)」といい、元々アイルランドやケルトの古い習慣で、この前夜を「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」と呼んで、キリスト教以前には、精霊を祭る夜として祝っていました。

19世紀になって、アメリカでこれからの習慣がミックスアップして出来上がったのが、「ハロウィン(Halloween)」です。


なので馬鹿騒ぎもしますけれど、宗教的な背景があるんですよ。


あと半月でハロウィンです。

これから数回に分けて、「ハロウィン」についての話題をお送りします。