女性ならば誰でも「美しくなりたい」と思いますよね
だから少しでも綺麗にお化粧したいと思うし
どんな洋服を着ようかと迷って鏡の前に立つんですよね
わたしも女性の一人として、
もっともっと女性たちが美しくなれたらといつも願っています。
そんなわたしの「美論」です。
「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら
歴史は変わっていたであろう」 ~パスカル~
「世界三大美女」の一人と言われたクレオパトラ。
クレオパトラと言えば絶世の美女として様々なエピソードも残っています。
しかし、クレオパトラの居城があったアレクサンドリアからクレオパトラの胸像が出土すると
こんな感じの人でした。
二つの顔を見比べて下さい。随分感じが違いません?
う~ん、あまりお美しく感じませんね。
ではなぜクレオパトラがこれほどに美女と伝えられているのでしょう。
一つには、ローマの英雄カエサルがエジプト人の女王を愛したのは、その美しさに惑わされたという方がヨーロッパ人には都合がよかったのかもしれない。それゆえのクレオパトラ美女伝説≒悪女論。
もう一つには、男性でも稀だった6ヶ国語を操る能力、カエサルが著した『ガリア戦記』を熟読し論じる能力に象徴される知性美としての美しさを言ったのかもしれません。
女性の美しさには、姿かたちだけでは表現しきれない美しさがあります。
文化研究家のバーバラ寺岡 が子供の頃お父様に
「男性はそのボディに惹かれてロールスロスを好きなのではない
そのエンジンの素晴らしさに惹かれてロールスロイスを愛するのです
中身を磨きなさい
男性はあなたの外見の美しさではなく その内面を愛するでしょう」
とおっしゃったそうです。
アレクサンドリアの海底で深い眠りから覚めたクレオパトラが
現代のわたしたちに教えてくれたのは、
内面を磨きなさいというメッセージだったように思います。
エビちゃんだって・・・
簡単に今のように美しくなったわけではないでしょう。
(エビちゃんファンの方、喧嘩売ってるんじゃありません)
誰でも生まれ持った容姿を変えることは出来ないけれど
お化粧の技術やファッションセンスを磨くのと同じに
内面を磨くことで誰でもが美しくなれるって思うと、
希望が湧いてきません?
誰でも美しくなれるんです わたしもね
わたしはそう信じています。