『82年生まれ、キム・ジヨン』という映画を観てきました。
結婚、出産を機に生きがいだった仕事をやめ、毎日子育てや家事に終われ、
だんだんと、閉塞感を感じていく女性。
心のしこりとして残っていた過去の両親の言葉なども思い出していく。
この中では、女性の生きずらさを大きく取り上げているけれど、
男性女性に限らず、
結婚未婚、子どもの有無にも限らず、
こういう氣持ちは誰もが共感できるのではないかな?と思った。
主人公の女性に氣持ちを寄せながらも、
もし自分が、この人の近くにいる家族や周りの人間だとしたら、
どんな言動をしていけば良いのだろう?と
考えながら観ていた。
いちばんに感じたのは、
人にはその時々に、かけてもらいたい言葉があるってこと。
それはマニュアル的な言葉や、正論なんかとは限らないし、
みんな同じではない。
その時々、ひとりひとりに欲しい言葉がある。
この人が、今ほしい言葉は何かな?
この人が、今してほしいことは何かな?と。
自分の伝えたいことではなく、
そのとき、相手が求めている言葉や行動。
それには、相手を思う想像力が必要。
私達の生きる人間界は、どうしても自分のことでいっぱいいっぱいになりやすい。
だから知らない間に、誰かを傷つけてしまっていることもある。(これも想像力がないと氣づけない)
うまい言葉をかけることは難しくても、
氣持ちを汲み取ろうとする優しさや、想像力は、
誰にでも備えられているものだと思う。
それを使えば使うほど、自分の心が満たされるのではないかと思う。
また何日か経ったころ、新たな氣づきがありそうな、
そんな映画でした。
ちなみに私は、主人公の妻を支える夫役をしているコンユさん(上記写真)の大ファンです♥️
ぜひチェックしてみて下さい笑
いつもありがとうございます💞
見えない存在の方々。
そして、周りにいる人たち。
世界が平和でありますように💫