昨日の夕方、息を切らせて息子が遊びから帰ってきた。
『サッカーボールがなくなっちゃった❗』
話を聞くと、
階段の下から友達が投げたときにどこかにいってしまい、みんなで30分以上探したけど見つからなかったとのこと。
あらま~。
『それだけ探しても見つからなかったのなら残念だけど、仕方ないね。』と話ました。
数時間後に、その友達のお母さんから『息子と探しに行ったのですが、見つかりませんでした。警察にも届いてなかったです。弁償させて下さい。申し訳ありません。』
と連絡をいただきました。
わざわざ探しに行って下さったことにも驚きましたし、
その子が自分のせいでなくなったと、きちんとお母さんに話していた正直な心にも胸を打たれました。
人はなかなか自分の失敗を話せないものです。とくに、子どもが親にそういった話をするのは勇氣のいることです。
日常生活での親子の信頼関係がこういう時にでるのだな、と勉強になりました。
息子は『しょうがない、しょうがない』と責めることもなくいましたが、
“進研ゼミの赤ペン先生”のポイントを貯めに貯めて届いたサッカーボールでしたので、内心はかなり残念だろうなぁと私は思っていました。
今朝、学校へ行く息子に、
『シェリちゃん(愛犬)のお散歩のとき、あの道通ってボールあるか見てみるよ。あったらラッキーボーイだね!』
と送り出しました。
以前ブログに書かせていただいた『花道』でも紹介したシェリちゃんは、開運犬なのです(笑)
私は何故だかいつもよりウキウキした氣持ちで
、シェリちゃんといつものようにゴミ拾いをしながら、心の中で『ありがとう』と繰り返し、ボールがなくなった辺りへ向かいました。
『これであったらラッキーだなぁ』
よそのお宅をちょっぴり覗き気味にキョロキョロ。
キョロキョロしだして3分も経たないうちに、
『あったーーー!😂』
階段横の垣根に挟まっていました。
もしかしたら、そのお宅の方が分かりやすいようにしておいてくれたのかもしれませんが。
目には見えない色々なことに繋がりを感じて、感謝の氣持ちが溢れました。
そして改めて、自分が良いと思うことをひとつひとつ丁寧に積み重ねていこうと、心にポカポカとした誓いをたてました。
戻ってきたサッカーボールを見て、息子がどんなに喜ぶか。
帰ってくるのが楽しみです😊
世界が平和でありますように。