前回記事の続きですね
まだの方は先にこちらをどうぞ⬇

もうひとつの解法の前に


中学受験算数では
実に様々な解法が登場します
しかも単元ごとによって違ってくるので
子供たちにとっては非常に厄介です
そして私の考えは真逆です



好きにさせればいいんじゃね?



目的地へのルート検索
スマホやカーナビありますよね?
複数の候補の中から選ぶのが普通ですし
選び方は人によって違います



算数もまったく同じです
子供たちに複数の解法の中から
好きに選ばせれば良いのです
理解度は個人個人違いますから
自分にあったものを自分で選ぶ



九九表の和を求めるとき
みなさんの頭の中には
どのようなイメージがありましたか?





単なる「数字」としてとらえるのか

実物をイメージしてみるのか
はたまた線分図で考えるのか



東大生の頭の中はどうだったのか

少なくとも私が前回紹介した

面積」のイメージは

彼の記事からは感じられませんでした

(ディスってないからね、正直なだけニコニコ




で、ここからが本題です
今回は数字を立体的に捉えてみましょう
なにも難しく考えることはありませんよ
こちらですでに紹介済みですから⬇

すごくない工夫② 



九九の総和を出すもうひとつの解法
それはズバリ積み木です物申すドーン!
そう、平均を使えば簡単に出せます
たぶん暗算で出せるレベルですよニコニコYes!


一の段




一の段を積み木で表しました

右上の積み木を左下に持っていけば

ピッタリ当てはまって

全ての高さをそろえることができますね






一の段の高さはすべてになりました
ここまでは問題ありませんね
ではニの段はどうなるでしょうか




ニの段


もう積み木の図はいらないでしょう

(頭の中ではイメージしてください)
当然、一の段と同じように
高さをそろえることができますね





ニの段の高さはすべて10になりました
平均ですから必ず真ん中
高さがそろうことになります






各段の平均は

赤枠で囲まれた数になりますね

それを反映させた図がこちらです






はじめの九九表と比べると

ずいぶんと計算しやすい表になりました

なぜかというとで見てください

当然すべて五の段になっていますね




あれれ!? 五の段ということは

これまた平均が出せますね

五の段の平均は真ん中の25






つまり九九表を立体的にとらえ
積み木の高さを同じにすると
すべてのマスは25でそろうことになります
九九表は全部で81マスありますから

25 ‪✕ ‬81=2025




・式で暗記せずにイメージでとらえる
・すでに知っている知識に結びつける
・下に向かっていけばより簡単になる

解説はたったこれだけ





九九表のちょうど真ん中は25

(平均の平均ととらえてもよい)

これが平均となるので


25 ‪✕ ‬81=2025





ここから余談です


「九九表の総和」を子供たちに教えたときの話です。とある生徒のお母様から翌日、出社と同時に📞を頂きました。

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先生、うちの娘が帰ってくるなり「九九表を全部足したらいくつになるかわかる?」って興奮して私と主人に説明してくれまして…。


いやー、それは教師冥利に尽きますね。授業のときそんな素振りはまったく見せてなかったので、逆に嬉しいなぁ…。こちらこそありがとうございます。

 
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それにしてもあんな簡単な方法があったなんて、私も主人も気づきませんでした。先生、さすがですね!


いや、お母様、実を言うとですね、私のアイデアではないんです。ある本に載ってたんですよ。

 
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えっ! そんな良い参考書があるんですか?差し支えなければ教えて頂きたいのですが…。



私は本当に理解力が乏しくて、小学生向けの本がレベル的にちょうど良いんですよ(低学年になればなるほどわかりやすくて面白い)。なのでもっぱら図書館の児童コーナーで本を読み漁ってたんですが、「算数大百科」みたいなのあるじゃないですか。あれの小2「かけ算」の項目に載ってたんです。九九表を面積で表したのはそのものズバリ、あとは立体九九ですね。


当然、総和を出す方法は自分で気づきましたが、その図を見た時に頭をハンマーで思いっきり殴られたような衝撃を受けました。「ああ、自分はいったい何を偉そうに教えていたんだ……」と。小難しい問題集や参考書を買うよりも、ご自宅に眠っているかもしれませんよ。低学年向けの本にはお宝がたくさん詰まってますからうさぎのぬいぐるみ