(「暑いのは苦手です。少し涼しくなってからお散歩に行きましょう」とビーグル犬まろさんオス10歳)

 

 この頃、最高気温が35度以上の日が続いて、そんな日は夕方になってもなかなか気温が下がらないので、ビーグル犬まろさんのお散歩にはなかなかに気を遣います。最悪の場合は熱中症で死にかねません。今日の予報だと少なくともこの先10日間ほどは高い日でも最高気温33度とかくらいのようなので少しは助かるのかもしれないのですが、それでもやはり気を遣います。なんといっても、犬というのは一年中毛皮のコートを着ているようなものだし、ビーグル犬はダブルコートで下毛も生えているのでなおさら暑いのではないかなと思うのです。

 

 この頃は何故か朝から気温が高い日があって、家を出た途端にムッとする熱気が襲ってくることがあったからなのか、苦労して門まではビーグル犬まろさんを連れて行ってもその先のアスファルトの道路などは断固として「もう帰る...」とスタコラサッサと門から玄関まで急ぎ足、朝のお通じもなにもなくというのが続いたことがありました。お通じもなしではスッキリしないのでまろさんを抱っこして道路を30m程度外に歩き、そこでまろさんを地面に降ろすと、期待通りに家に戻るのを諦めてお散歩に行くということもなく、その場所から門までまっしぐらに帰ってきてしまうのです。その間になんとか道路上から玄関の間のどこかでもよおして糞を私が処理するところまでこぎつけるのですが、それでも「暑い」というのはまろさんにとって、もの凄く嫌なものです。どうしても拒否する日はお散歩を諦めます。

 夕方も、私から見て「まあまあ気温が下がったかな」と思って夕方6時半ごろにお散歩に行かせようとしても、その日の最高気温が35度とか36度かまで上がった日にはアスファルトの路面の熱さは触った感じなんとか問題なしになったとしても、その空気と路面の暑さと熱さの名残を鼻先や腹で感じるからか、門までは草が生えているのでなんとかなってもやはり門から先は頑としてお散歩にいかないのです。薄暗さ加減もこの時期だとその時間が限界で、そもそも暗くなってから「まろさん、お散歩に行こうか」と家から出しても夜は危ない、夜は怖い、と思うらしく全然お散歩しようとはしないのです。暗さと暑さのバランスが重要です。

 

 まろさんがお散歩に行かない問題、もしかして私がまろさんに嫌われたのかな、と思っていたこともありましたが、妻と一緒に二人と一匹でお散歩だという日でも、やはり本人(犬)が暑いと思ったということなのか、頑として門から動かずに家の中に直ぐ帰ろうとする日もあったので、やはり暑さが原因だと思います。人間は犬より頭が1m内外は上にあるので暑さ熱さに犬より鈍感で犬は地面からの熱気をまだ低い頭の位置で感じているということなのでしょう。

 

 そういうことで昨日は夕方の気温が予想外に下がったので久しぶりにまろさん本人(犬)もお散歩に対してやる気を出して率先して行きました。それでも私からみてまろさんの息の「ハァハァ」が少し激しいような気がしました。散歩の途中に銀行の前で妻がATM操作するのを待っていたり、スーパーマーケットで買い物をするのを外で待っていたりするのですが、その待っているときにも少しだけ「ハァハァ」が気温が今より低い時期に比べて激しくて気になったりします。他の犬達も普通にお散歩してるのと出会うくらいな夕方の時間ですから、本当は別にそこまで気にするものでもないのだけれども。

 

 そういう気遣いをしなくても良さそうな涼しいところに旅行に行こうかともときどき思ったりしますが、そういうところはこの頃はクマが出そうで、もしもまろさんとのお散歩中にクマと出会ったら...なんてことを考えると二の足を踏んでしまいます。確率論的に見てそんなに気にするものでもないのかもしれないけれども。この頃の厳しい暑さで、城ヶ島とか三浦半島も暑いし、まろさんと一緒にはなかなか気楽に行けないのが少し恨めしいものです。

 

 ビーグル犬まろさんとのお散歩は、まだまだ暑さ熱さの心配をしないといけない季節ですが、それに関して上に書いたように色々と考えてみることも、ビーグル犬まろさんと共に生きる楽しみの一つなのかなとも思います。