（八王子にある喫茶店パペルブルグ）
今日は珍しく妻が「喫茶店に行きたい」、と言い出したので行ってきました。
目的地はどこの喫茶店でも良いという訳ではなくて、昔の会社勤め時代の同期の方がFecabookで紹介していた喫茶店でした。東京都八王子市にある喫茶店パペルブルグです。
その喫茶店は、ドラマの2024年冬ドラマの「君が心をくれたから」（永野芽郁さん主演、山田裕貴さん、白洲 迅さん、斎藤 工さん、松本若菜さん等 共演）にも出てきた喫茶店です。永野さん演じる「雨」(という役名)が白洲さん演じる「司」(という役名)に自分が「五感を失っていく珍しい病気」だと説明する場面で使われています。このドラマ、永野さん演じる雨が、あの世からの案内人斉藤さん・松本さんに対して、山田さん演じる「太陽」(役名です)の命を助けるのと引き換えに自分の「心を差し出す」(感覚を失っていく)という契約を結んで...というファンタスティックなラブストーリーでした。いわゆる「月9」枠のドラマ。
私も見ていたのですが、悲しい展開なのでなんだかなあと思いながらもただただ永野さん見たさに毎回見ていました。
他には、この喫茶店は「純喫茶に恋をして」というドラマの第16話、野村證券のCMでも使われたところだそうです。
そういうことで、日頃あまり「どこに行きたい」とも言わない妻が「パペルブルグという八王子にある喫茶店に行きたい」、と言ってきたときは渡りに船ということで早速、行ってみたのでした。日曜日の昼前くらいに行ったのですが、運よく駐車場にはすんなりと入ることができました。
（自家焙煎コーヒー専門店｜Pappelburg（パペルブルグ））
パペルブルグとは「Pappelburg」で「ポプラ城」、「burg」ならドイツ語では「ブルグ」ではなくて「ブルク」のような気がしますが、とりあえず「パペルブルグ」という名前です。最初の写真のように、まあなんとも素敵な洋館でツタも絡まってフレスコ画も描かれていて、外観だけでも良い雰囲気です。
妻は、嬉しがって写真をパチパチ撮っていました。館内に入ると暗めの照明で、絵画やピアノなどの楽器や置物や絵や、西洋の甲冑みたいなものやら、なにやら雰囲気作りには絶好のものが沢山あって、机や椅子もどっしりと分厚い板で出来ています。
私たちは永野芽郁さんが座った場所には座れなかったのですが、奥まった場所に行って、コーヒーとケーキを注文しました。ここは食事としては、サンドイッチやパスタやビーフシチューなどもありますが、昼ご飯は家で食べたかったものでコーヒーとケーキを。
コーヒーはBurgというブレンドコーヒー、ケーキは「御殿山チーズケーキ」と「アップルパイ」を頼みました。いつものようにそれを二人でシェア。
コーヒーは深煎りのコーヒー的な香りがたっていて、私は好みのものでした。
チーズケーキは説明書きを読むともう少し重めのものを想像していたのですが、それよりはかなり軽め、皿に散らばっているソースやクリームとの組み合わせが嬉しいです。アップルパイはシナモンの香りが高く、こちらも、もう少し重いものを想像していたのですがアップルの部分を集中して楽しむというよりはシナモン、アップル、パイ生地、ソースを総合的に味わうというコンセプトだと思います。私自身のコーヒーとアップルパイの組み合わせは軽井沢の万平ホテルが濃い目のコーヒーと重めのアップルパイで生涯ナンバーワンですが、このお店のコンセプトも勿論アリです。
帰り際に挽いていないコーヒー豆も買って持って帰りました。
八王子も家からはそんなに遠く離れているわけではないけれど、なんとなく小旅行したような気になって得をしたような気になりました。
「君が心をくれたから」ファンの方も、単純に雰囲気のある喫茶店を好きな人も、美味しいコーヒーを飲みたい方も、少しだけ小旅行気分を味わいたい方も、ご興味のある方は是非。