(スキー場近くのレストランにて 菅平の鈴蘭館)

 

 北日本と東日本の日本海側を中心に来週にかけて(12月18日月曜日)大雪となるおそれがあるそうです。16日から17日にかけて冬型の気圧配置になって日本海側は警報級の大雪になるところが出そうだそうです。

 関東地方で大雪が降ると除雪の機械もないので大混乱がおきますが、雪になれている地方ではどうなのでしょう。

 

 不謹慎かもしれないけれど、子供がいない頃、若しくは子供が小さくて受験とか関係なくてよく一緒にスキーに行っていた頃は、スキー周辺の情報がとても気になっていました。

 スキー場の天気予報や積雪情報、各スキー場のライブカメラ、自力で運転して行くときだったら道路の情報、スキー場に行った人たちの写真付きのレポートなどです。

 

 スキー場の天気予報や積雪情報は、やはり自分たちが行くときに積雪が十分かどうかがとても気になります。スキー場の積雪量情報を見て積雪量が足りない、滑走不可のところが多いなんていうと自分たちが行くまでにちゃんと降ってくれる、毎日、こまめにチェックしていました。志賀高原だと年末あたりはまだなかなか積雪量が増えてくれないことが多くてやきもきしていました。数十㎝あたりの積雪量でも滑れるところはあったりするのですが、それでも土や石が薄い雪の下に隠れているような状況だと板の滑走面をいためてしまうし、リフト乗り場に行くときに逆勾配になって後ろハの字で登って行かなくてはならないところもあって面倒だったりします。

 だから、自分たちが行く一週間前くらいにまだ積雪が少なくて、大寒波で大雪の予報なんて出てると都合よく降ってくれないかなあと祈ったものです。大抵の場合、天気予報で大雪と言っていたところとスキー場の積雪とは少しずれていて、なかなか急には積雪が増えてくれなかったことが多かった気がします。

 

 各スキー場のライブカメラは、ポイントポイントでライブカメラがおいてあって、自分で制御権をとってカメラの向きや遠近を調節できるものなどは、スキー場の状況もある程度わかるし、便利だなと思っていました。でもただならぬ関係でお忍びでスキー場にこっそりと行っている人なんかはライブカメラで映されるので大丈夫だろうかなともちらっと思っていました。そこまで鮮明な画像ではないので大丈夫だと思いますが。

 逆に、どういうわけかライブカメラが雪で埋まってなのか、稼働してないのは結構寂しい気がしました。写真しか提供されないのも、ちょっと寂しかった。

 

 道路の状況は、これも重要なポイントではライブカメラがあったり、「滑り止め必須」な状況だとかの情報をチェックするのが楽しみでした。関越自動車道とか一般道で雪が積もっているといよいよスキーのシーズンだなあと実感です。

 

 スキー場に行った人たちの写真付きのリポートは、とくに「くに~の部屋」というブログにあるレポートを特によく読んでいました。念のためにそのブログ、今もあるのかと探してみたらいまもありました。この方、1975/76のシーズンからずっと滑り続けている方のようです。レポートは1997/98のシーズンからだから、ちょうど私たち夫婦がスキーを初めて間もないころのことです。そこのブログを発見したのはさらに後だったと思いますが、今、こうしてみてもなんだか懐かしい気がします。

 

 今年は子供達の受験も一息、来年はまた次女の受験というので本来ならスキーにも行きたいものなのですが、長生きしてきた父の具合でなかなか落ち着かない状況なので遠く離れたスキー場に行くこともままならないといったところです。今思うと、子供がない頃、子どもたちがまだ小さくてスキーができた頃、子どもたちが一緒に行ってくれた頃、あの頃はそういう面では幸せな日々だったのだなと実感します。スキー場行きのバスを待つ間にiphoneにつなげたイヤフォンを各々片耳に分け合って子供とも聞いた頃が懐かしい。