(ビーグル犬まろさんの赤い舌は勿論、赤切符ではありません。)

 

 警視庁では自転車の悪質違反に赤切符を出して取り締まり強化するそうです。私の住む神奈川県でも神奈川県警がそう言うことして欲しいと切に思います。

 赤切符ですから、略式起訴されて罰金刑、つまり刑事罰の対象となるということです。そうすると「前科〇犯」ということになります。

 今回、取り締まりを今月から強化するぞって言っているのが次の4点です。

 

1.信号無視

2.一時不停止

3.右側通行

4.徐行せずに歩道を通行

 

1.信号無視

 これ、まさに今日、ひどいのを目撃しました。私が自動車を運転していて赤信号で停車中のことでした。後ろから私の自動車の左側をすり抜けるロードバイクが、こちらが赤信号になってから、ほぼ3秒たつかたたぬか、くらいのタイミングで交差点を通過していきました。確かに信号というのは全て赤になる時間が3秒弱くらいあるので、赤信号で渡っているときに交差している道路も赤ではあるので交差している道路側の自動車にはねられることはないかもしれないのだけれど、もう明白な違反でした。ああいう人を、どんどん取り締まってほしいものです。非常に危ないタイミングでした。

 今日みたいなものでなくても、自転車乗りは信号無視することが非常に多いです。ママチャリ乗りもこちらが赤信号で本来はとまるべきでも、交差する道路の自動車に撥ねられるタイミングでもなければ、そのまま赤信号を通過してしまう人が結構います。これはロードバイクよりむしろママチャリが多かったりするように見えます。

 

2.一時不停止

 これも三叉路なんかでしかも信号があって赤であっても、そんなのを無視して一時停止なんてまったくせずにひょいっと曲がってしまう人が結構多いものです。

 さすがに子供だと「赤切符を切る」とかもしかしたらしないのかもしれませんが、坂道の下の三叉路でスピードを緩めずに曲がっていく自転車をみたときには、「死にたいのだろうか?」と思ったことがありました。もうまるで交差している道路の状況なんて見えていない、考えていない、命知らずなのです。あれ、本当に危ないし、いきなり自転車が出て来たら交差する道路側の自動車だって急ブレーキを踏まなければいけない場合も出てくるし、それがさらに後ろから追突される危険性もあり、事故を誘発しておいて、おそらくそのまま逃げてしまうのだろうから、その意味でも悪質です。

 

3.右側通行

 これなんかはほぼママチャリに乗った人々が多い気がしますが、本人は交通違反だとまったく意識していないのでしょう。こちらが自動車を運転していてすれすれのところでこちらに向かってくる自転車を見ると、大きな音でクラクションを鳴らしたくなります。鳴らさないけど。

 悪いけど、こういう乗り方をする人はまことに知能が低く思えてしまいます。おそらく右側通行をした方が、そのちょっと先の右折がしやすいとかいう理由があるのでしょうが、自動車運転者はびっくりするし、自動車と自転車の相対速度が高くなるので衝突した場合には非常に危ないので、まったくやめて欲しいものです。

 

4.徐行せずに歩道を通行

 これも、まさか歩道に自転車なんて走っていないよな、というタイミングでサッと自転車がすり抜けて行って非常に驚くことが時々あります。危ないです。特にビーグル犬まろさんと散歩しているときには、まろさんと私の間の散歩ひもをひっかけられてまろさんの首の骨を折るような大事故につながりますので、絶対に驚くような速度でのすり抜けはやめて欲しいものです。私もまろさんと散歩のときは常に前後左右に目を光らせているつもりではあるけれど、それでもたまーに後ろから猛スピードで歩道の坂道を下ってくる自転車がいたりすると肝が縮む気がします。スピードが出てれば出てるほどこちらが後方チェックしてからそんなに時間が経っていなくても間近に自転車が迫ってきているわけで、ホントに危ないです。そもそも狭い歩道で自転車はやめて欲しい。

 

 概して、自転車に乗っている人は、ママチャリなんかは特に、自分が道路交通法の対象だなんて思っていないみたいなのでなかなかご無体な運転をする人が結構いるようなので、この取り組みには大賛成です。神奈川県でも是非やって欲しいものです。自転車は紛れもなく道路交通法では「軽車両」というものですから。

 自転車は左右に揺れながら危なっかしく運転する年寄りとかいて、これは先日も事故を起こしそうになった経験を記しましたが、傍若無人に後ろを確認もせず急に道路の真ん中の方に出てきたりして、本当に怖いです。

 自動車が数珠つなぎに渋滞しかけてるとか渋滞して止まってるところを迷いもなくすり抜けようとする自転車も結構いるのですが、いきなり自動車の左側のドアを開ける人だって無きにしも非ずです。そういう危険性を私は想像しているのに、まったくそういう危険性に思いも及ばないような人の自転車運転は本当に怖い。私は実際にそういう事故が起きたのを目の前で見たことがありますので怖いのです。

 ときどき、すり抜けるのを失敗して車の列に倒れ掛かる自転車もいます。その場合は自動車と自転車双方に傷がつきますから、事故処理云々とか言う面倒くさいことにもなります。

 一段高くなっている狭い歩道を走っている自転車がつまづいて自動車の方に倒れ掛かってくることだってあるかもしれません。一昨日は泥だらけの狭い歩道の上を(これは本当は走行不可な筈ですが)車道側に倒れそうによたよたふらふらしながら荷物を積んだ自転車を走らせている老人男性がいたのですが、こちらが追い越して大分離れるまでスリリングな時間を過ごしました。

 

 再掲しますが

1.信号無視

2.一時不停止

3.右側通行

4.徐行せずに歩道を通行

 この四つは警視庁では取り締まり対象にするそうで、できたら日本全国で自転車乗りの方々の意識もマナーも向上して欲しいものだと思います。