(「可愛い僕の写真があるからブログをのぞいてみる人も大勢いるのではないかと言われています」と語るビーグル犬まろさんオス11歳)

 

 この頃、Webに掲載されている何かの記事を読むたびに、結構なストレスを感じることがあります。

 それは、Web広告です。Web広告がある、それは確かに仕方ないとは思うのではある、けれども、この頃は昔に比べてやり過ぎではないかと思う広告が増えてきたような気がします。

 少し前までは、記事のスペースのどこかに広告が現れるという形式が多くて、なかには「あと○秒で報酬が得られます」みたいな少しウザい広告から目をそらして何秒か待った後に、広告を消すための「×」印が出て来たらすかさずそれをクリックして消せば記事の続きが読めるみたいなのもありました。それは十分にウザいのではあるけれども、数秒目をそらしていれば良いだけのことだったのでまだ少しは罪が軽いような気がします。不思議なことに、そうした広告ってたとえ目をそらさなくても、「いったい何を広告しようとしているのか」が分かりにくいし、分かったところで何の効果もないようなものだから、「単に数秒、邪魔してるだけ」のものだと思うのです。無駄。

 

 この頃は、それにも増して「これは何のためにやってるの?」と思うものが増えた気がします。

 一つ目は「広告を何秒か見てください 或いは 興味ある分野をクリックしてください」みたいな仕組み。マヌケなのは「興味ある分野」なんてその先を読みたい人にはどうでもいいから、画面に出てきた「一番上にある分野」をクリックしがちで、「興味ある分野」なんて正確に分かるわけがないということ。たとえば一番上に「観光情報」みたいのが現れればすかさずそれをクリック。たとえそんなもの毛ほども興味なくても。そういう「分野」って、記事を開くたびに毎度毎度出てくるので、毎度毎度「観光情報」をクリックするみたいなバカなことになるのですが、あれって、単に「記事を読ませないように邪魔してるだけ」なのでは。

 二つ目は、その上をいく極悪な広告で、まさに「広告主に反感を持たせる」のが真の目的なのではないかと思わせるような、広告として逆効果になるようなものです。どういうものかというと、何かの記事を開こうとクリックしたとたんに、その上に画面いっぱいに広告画面らしきものが出てくるもの。むっとして見ているとそのうち、画面のどこかに「close」とか「広告を閉じる」とか出てくるようなもの。最初からそういう表示が出てくるものもあるけれども、どっちにしてもその「close」とか「広告を閉じる」とかの位置が画面の右下だの左上だのに出てくることもあって、とても分かりにくい。いったいどこをクリックするとその広告が消えるんだろうと、その画面中を右往左往して探し回って、ようやくその目立たない「close」をみつけてクリックする...あるいはどうしても見つからないので諦める...あるいはどうしてもみつからないので前の画面に戻って再度クリックする、色んなパターンがあるけれど、とにかく邪魔。もぐら叩きゲームをしているのではないのでイライラするだけ。その間、その広告主については嫌が応にも目にはいってしまうのではある、けれどもその広告に興味を持つどころか、「絶対、こんな不愉快な広告を出す奴は大嫌い!」という感情を持ってしまう。広告が逆効果。

 三つめは、閉じても閉じてもしつこく出てくる広告。広告があまりにも激しいので画面のかなりの部分を埋めてしまうことも。そんなものがでたところで、広告なんて見ちゃいない、単に「×」印を探してクリックするだけですから。延々と続くしつこい広告画面を見ると、本当に「こういう広告主はどうしようもない不愉快な奴ら」と思えてくる。

 

 Webへの広告費とかって、たくさん使われているとはよく聞くのだけれど、実際のところ「こいつ(この広告主企業)だけは絶対にイヤだ」と思わせるような下手な広告を出して、なんのつもりだろうと思うのです。他の広告だって、数秒間邪魔をするだけで何の効果もないものだったりで「どうしても素直に記事を読ませたくない」と、広告効果をあげることより邪魔をして不快な思いをさせることがメインなんじゃないかなと思えるものもたくさんあって、「Web広告の費用対効果」って、いったいどうなんだろうなとつい思ってしまいます。