(「僕は食べものなら何でも好きです。焼いてくれたお肉も、ドッグフードも、道端に落ちているゲロも」と語るビーグル犬まろさんオス11歳)

 

 今年も毎年恒例の「芸能人格付けチェック!」を見ました。

 元日は途中で眠ってしまったので、2日に録画を見直してようやくフィニッシュ。

 毎年、楽しみにしていて、例のGacktさんの「○○連勝」がどこまで続くんだろうというのはもはや「当たり前」になってしまっていてその部分でのドキドキはなくなっていますが、それでも「本物:正解」と「不正解」の区別がなかなか当たらなかったりするのが面白いのでもはや習慣のように見続けているのです。

 

 今年の場合は、チェック4の「ミシュランシェフ」を当てる問題とチェック5の「プロのオーケストラ」を当てる問題が、なんとも痛快に思えました。

 

 チェック4はビーフシチューとドリアを比較して、どれが正解の「日本橋のフレンチ「La Paix」の松本一平シェフ」かを当てる問題。不正解が「老舗『おっくす』の佐藤兄弟」、絶対に選んではいけないのが「司会の浜田雅功さん」。

 ミシュラン一つ星の日本橋フレンチ松本一平シェフを選んだのがGackt氏含む4組、

 創業50年以上日暮里の老舗「おっくす」の佐藤兄弟を選んだのが3組、

 司会の浜田雅功さんを選んだのが1組。

 この選択って、「一番おいしいのがミシュラン一つ星の松本一平シェフ」のはずだという基準で選んでいるのだろうから、それが8組中4組しか当たらないというのが面白い。結局、ミシュラン一つ星と言えども人によっては「一番美味しい」ものではない、半分でしかないというのはいかに人が「名声」に弱いかと言う証左でもあると思うのです。

 「浜田雅功さんの料理」の是非はおいておいても、「老舗『おっくす』の佐藤兄弟」を選んだのが3組いたことについては、そりゃそうだよねと思いました。毎年恒例のこの企画って、「ミシュランの星」が「何十年も続く味」より上等だって主張しているように思えてしまうのだけれども、飲食店で何十年も続く味なんてのはそれだけ人から愛された味だと思うので、それを一位にする人が沢山いても不思議では全くない、と私には思えるのです。だから、「ミシュランが一番」というのはちょっと引っ掛かる点ではある...まあいいですけどね。料理の材料だって厳選しているであろう「ミシュラン」の味はそりゃいいかもしれないけど、それに勝るという評価だってあるのは偉いものだと思います。

 

 チェック5の「プロのオーケストラ」を当てる問題は、歌手の松崎しげる氏が「愛のメモリー」を歌う伴奏をするのがどちらがプロのオーケストラかという問題。正解がプロの「日本センチュリー交響楽団」、不正解はアマチュアの「京都大学交響楽団」。「オーケストラ」とは言っても二十数名の選抜メンバーです。

 この問題、プロの「日本センチュリー交響楽団」を選んだのがGackt氏含む2組だけであとの6組は「京都大学交響楽団」を選びました。正解のGackt氏にしたところで演奏が上手いかどうかよりは「松崎さんが本当に歌いたいように歌っているのはどちらか」という判断基準で正解したという結構難しい問題だったようでした。

 「京大のオケの方がプロよりうまいのではないか」という評判も立ったようですが、すかさず京都大学交響楽団の音楽監督の依田高典教授がXで「「反響が大きそうなので『大学オケがプロオケよりも上手い』という誤解が起きないようにご説明をいたします。(...以下続く)」という説明&謙遜&期待値コントロールの投稿が為されていました。クライアント(お客さん)の期待値をコントロールすることはコンサルタント業で凄く大切なところですが、コンサルでもない京大のセンセはさすがです。

 この種の問題で毎度思うのが、たとえば「プロの演奏」が「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」やら「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」やら等の世界の超一流のところだとさすがに逆立ちしたって間違いようがないんじゃないのかな、でもそういうところの演奏ではないんだよな...と思ってしまうのです。

 ただ、一方では「やっぱり人の耳なんてそんなに確かなもんじゃないのではないのかな?」なんて気持ちもあったりして、毎度、もやもやとしたものが残って、でも面白いと思って見続けてしまいます。

 

 ということで、毎年恒例のお正月の「芸能人格付けチェック!」を見てお正月だなと実感します。そう言えば伊東四朗さんはいつから降板したんだろうなと調べてみたら、2021年の回(当時80歳)はコロナ感染の危険性を理由に出演せず、それ以降は出られていないようです。何ごとも永遠には続かないもので。