中・間・地・点。。。櫻井翔さまお誕生日記念♡ 3 です。
3話目です。ラスト!
3.
大野さんとの焼き鳥屋での飲みのあと、どうやって自分ちへ帰って来たのかも分からないほど、混乱してた。
オレが、、、男の翔さんを好き、、?
信じられないけど、あの日からの自分のことを思うと、そうとしか考えられなくて、、、。
また、、
はぁ、、、、とため息がでた。
だって、こんな恋わずらい、、、、無理だ。
オレが翔さんのことを好きでも、、翔さんは、違う、、。
しかも、次に会える確率なんて、、、ないに等しい。
不毛な、、片思い。
と、思うのに、今夜、、オレは、、また、barに、、来てしまってた。
「いらっしゃいませ、、、」
カウンターの中から、バーテンダーの声がした。
「お待ち合わせですか?」
「、、、いや、、ひとり、、だ」
「そうですか、、、。
では、こちらへどうぞ」
何故、待ち合わせだと思ったんだろ?
いつも、ここへ来るのって、ひとりなのに。
「ご注文は?」
「、、、そうだな、、、。
なんか、、、酔えるようなのを」
「、、、、、かしこまりました」
バーテンダーが、軽快な音をさせてシェイカーを振る。
「お待たせいたしました。
エンジェルキッス、、です」
「エンジェルキス?」
初めてだ。このカクテル。
ちょっとダークな色なのに、綺麗だ。
ひと口飲むと、甘い中にアルコールが効いている。
「ねぇ、、、どうして、このカクテルを?」
「、、、、、、。
別のお客様に、、、あなたがいらっしゃったらお出しするようにと、、言われておりましたので、、」
「オレが来たら?
どうして?」
「自分の気持ちを込めた、、と仰ってました」
「気持ちって?それに、、、それ、、って誰?」
「お名前は言うなとは、伺っていませんので、言ってもいいと思います。
櫻井翔さまという男性です」
「翔さん!?」
「えぇ、あなたがいらっしゃったら、、と。
また、お会いしたと仰ってました」
「翔さんが、、、。
あの、、、このカクテルの、、意味って?
気持ちを込めたってどういうこと?」
「カクテル言葉ってご存じですか?」
「カクテル言葉?
花言葉みたいな?」
「はい、そうです」
オレは、ポケットからスマホを取り出すとカクテル言葉を調べた。
たしか、、、このカクテルの名前は、、
エンジェルキッス。
「えっ!、、」
画面に現れた言葉は、、、
”あなたに見惚れて、、、”
翔さん、、、、なんで、、こんな、、、。
翔さんが、オレに見惚れてたってこと?
うそ、、だ。
「これ、、、。
誰か別の女性と間違えてませんか?」
オレには、バーテンダーの間違いだとしか思えない。
「いえ、確かに、あなた様にです。松本潤さま」
「う、、そ、、、」
呆然とするオレに、、
「潤、うそだなんて言うよ」
後ろから、、、
声がして、、
振り向かなくても分かる。
この、、低音の、、、声。
忘れられない声。
「翔、、、さ、、ん」
「で、、おまえの返事は?
オレにも、カクテル奢ってくれないの?」
「翔さん、、、オレ、、、そんなこと言われても、
カクテル言葉、、、知らない、、」
「ぷはっ、そりゃそうか。
じゃ、潤の口から言ってみてよ。
返事聞かせて」
返事、、、。
オレの、、気持ち。
「翔さん、、、オレは、、、
あなたのこと、、、」
自分の口から溢れた言葉は、、、
大野さんに聞かれたら、また、、あの顔で笑われそうな
決して聞かれたくないような、、
そんな、、言葉だった。
翔さん、、、
あなたが
好きです。
☆☆おしまい☆☆
ここまで、お付き合いいただきありがとうございました
そして、初めての方、見つけてくれて、、ありがとう
まだ、知り合ったばかりの二人のこれからを妄想して楽しんでいただけると嬉しいです。
そして、、、今日。
1月25日。
各地で雪が降り、コチラ地方でも雪が舞っております
流石です!
流石、エルサ翔です!
まだまだ、能力は衰えてませんね!
では、、、
この一年が、あなたにとって、、、素晴らしい年となりますように。
お誕生日おめでとう
☆☆まろさち☆☆でした