お日さんに対する誤解をテレビなんかでよく聞くため、かものはしの考えに基づいて理屈をこねます。
9月に入っても太陽の日差しがギラギラしていて…
刺すような日差しが…
という言葉を聞きます。
アストロアーツ社のステラナビゲーター12でシミュレーション。
今日2023/9/2の太陽の1日の軌跡。
9/2は秋分の日の3週間前。
秋分の日の太陽の1日の軌跡。
春分の日の太陽の1日の軌跡。
春分の日の3週間後2023/4/12太陽の1日の軌跡。
太陽の1日の軌跡は見かけ上春分の日秋分の日を境に高くなったり低くなったりします。
夏至の頃は天頂付近、冬至の頃は地上の方へと。
上の4枚を重ねると
時間のずれはあるけれど、春分の日の3週間後と秋分の日3週間前はほぼ同じ軌跡になります。
4月12日といえばお花見もソメイヨシノが終わってヤエザクラに移りつつあり、春だねぇ、お日さんポカポカ気持ちいいねぇと言っている頃です。
暑い時、太陽の日差しが!!と言われますが太陽の日差しは一緒です。
ちなみにもう少し日にちをずらしてみます。
それこそ真夏の太陽がギラギラと言われる8月1日と初夏、新緑鮮やか爽やかな季節の5月13日の軌跡を重ねます。
5/13はもう暑いですが、真夏はもっとやでぇと言ってはいますが、初夏、新緑という言葉で爽やかなイメージ。
8/1がギラギラしていると言うのなら5/13もギラギラしています。
今日の日差しが真夏のようにキツイ!というのなら4/12もキツイ!
夏至の頃、真上からの日差しでゆっくり海水が温められます。
温まった頃、高気圧や台風なら影響で南の海からの暖かく湿った空気が入り気温が上がる。
そのせいでお日さんがまるで悪魔のような例えをされてると思います。
春分の日や秋分の日、冬至を基準にお日さんを見てみるとお日さんは決して悪者ではありません。
悪いのは温まった空気です。
と、力説をしてもそれが事実あっても暑いもんは暑いので、なかなかわかってもらえません。
クソ暑いのに理屈をこねやがって!と思われましたでしょうね。
どうぞ戯言としてお許しください。
ちなみに即答で「そうだぞ」と言ってくれたのは中学時代からの星友だけです