内孫のかものはし。
おじいちゃん、おばあちゃんと暮らしていたこともあり、おやつは、「岩おこし」「そばぼうろ」「かきもち」「ようかん」などなど。
おじいちゃん、おばあちゃんに合わせたようなおやつがほとんどでした。
たまに、おじさんおばさんが手土産にケーキなんてものを持ってきてくれた時にはお祭り騒ぎですわ
そんなの年に何回あるかないか。
駄菓子屋さんにケーキなんてもんありませんし。
洋菓子にそれはそれは強い憧れがありましたね。
近所の八百屋さん。
八百屋さんといっても、そこは田舎。
今で言うスーパーのような品揃え。
そこに売っていて、たまに買ってもらった「マイケーキ」
滅多に食べられないケーキっぽいお菓子。
封を切って、かぶりつく!
…とはいきません。
薄い紙で覆われています。
そっと剥がして、かぶりつく!
…いえ、まだです。
紙についていってしまった方から先に
そして、ようやく食べます
ふわっとしたカステラ風のケーキにクリーム。
コーヒーに合います。牛乳にも合います。
今ではスーパーの片隅にひっそりと売られていて、失礼ながら、もっと美味しいものがたくさんあるでしょう。
それでも、昭和39年からのロングセラー。
美味しく食べている人は多いんですね。