映画「バックルームズ」感想 | オタクの生存記録

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 9月4日公開の映画、バックルームズを観てきた。

 

 前情報なしで、職場の人に勧められて行った。後で調べたら、SCPみたいな独自の世界観のある都市伝説だったらしく、先にある程度知ってから見たほうがよかっただろう。

 

 この映画は、ハンディカメラの映像から始まる。不安を煽るためと、撮影者の緊張感を表すためか、カメラがちょっと斜めになっており、視点がせわしなく動く。そのせいで、初手からめちゃくちゃに酔ってしまい、3Dに弱いアラサーには非常に厳しい幕開けだった。1人称カメラがずっと続くわけでなかったので、なんとか耐えられた。

 

 家具店主のクラークは、奥さんに家を追い出されていて、人生にお疲れ気味。カウンセラーにかかっている。

 クラークの店にある地下室の壁が、いつの間にか謎の空間につながっていた。冒頭のハンディカメラ映像に映っていた場所だ。

 その異空間にはクラークの心象風景が反映されているように見えるが、実際に電気代が増えていたり、中にあるものを持ち出せたりする。幻覚のようでいて、現実の延長線上にあるのが不気味だ。

 

 クラークは異空間のことをカウンセラーに話すが、疑われてしまう。それに憤慨したクラークは、すごく死にそうなカップルと一緒に、異空間の探索に乗り出す。

 このカップルが襲われるまでが、恐怖のピークだった。実際に怖いことが起こっているときより、怖いことが起こりそうな雰囲気の中に進んでいくときが一番怖い。あと視点がまたハンディカメラになったせいで、再び画面酔いに苦しめられた。

 

 中盤でクラークが倒され、カウンセラーに視点が切り替わる。カウンセラーのメアリーは、クラークの様子を見に店まで来てくれる。そこで異空間を見つけ、クラークを探しに入っていく。

 

 ここから前半の伏線が回収されたりして盛り上がってくるのだが、元ネタを全く知らないため、よくわからないところもあった。レビューを書くために内容を反芻して腑に落ちた部分も多く、これは答え合わせのために2回目を見に行く人もいるだろうと思った。

 

 この映画のメインテーマは、心象風景が現実に侵食してくる恐怖、それを扱うモチーフとしてネットロアをうまく使っている。

 

 普段あんまり頭を使って映画を見ないのだが、せっかくブログを始めたので感想を書いてみた。初めての試みだったが、結構楽しかったので、また映画を観たら書いてみたい。