近年の野菜の種は、種の袋に「交配」や「F1」と書かれてるものがほとんどで、
これはF1品種(一代交配種・一代雑種)といわれるもので、
1世代に限り、安定して形がそろった作物が収穫できるように交配した種だそうです。
スーパーで売られてる野菜もほぼ全部がF1品種で、
その野菜から種(2世代目・F2品種)を採種しても、同じようにはうまく育たないそうです。
詳しい説明は→こちらのサイトへ
そこで今回、
実際スーパーで売られてるトマトから採種した種(2世代目・F2品種)を栽培したら、
売ってる種(1世代目・F1品種)と比べて、
どの程度栽培過程や収穫量や質や味に違いがあるのか体験したいと思い、実験してみることにしました!(^^)/
もちろんど素人レベルの比較ですのでご了解ください(笑)
品種は中玉トマト「フルティカ」で実験します。
こちらが種として売られてた交配された1世代目(F1品種)の種です。
3月27日に催芽まきしてスタートしました。
そしてこちらがスーパーで買ったフルティカから採種した2世代目(F2品種)の種です。
こちらは実験しようかどうしようか悩んでるうちに日数が経って、
F1より11日遅い4月7日に同じく催芽まきからスタートしました。
その後どちらも発芽した種をポットに蒔き、
どちらも同じような経過をたどって成長しました。
そして6月2日。
栽培日数が11日違うので、苗の大きさが違いますが、
F1・F2とも2株ずつ、同時に菜園に植え付けることにしました。
今回実験するトマトの苗を植え付ける場所は、ココでーす。
半月ほど前の5月中旬に、区画をよく耕して、真ん中に肥料を入れ、畝を作っておきました。
肥料は(ナガオカユーキ5号)を撒きました。ナガオカユーキに関しては→こちら
どの方向から見てもF1・F2の品種が並ぶように植え付けることにしました。
どちらも根の張りがよくなる「寝かせ植え」をすることにしました。
トマトの株と一緒に植え付けているのはコンパニオンプランツのニラです。
縦長に穴を掘って、花を上に向けて苗を寝かせて置き、埋める部分の葉を取り除き、
茎の半分ぐらいまで土を被せて、上からギューギュー押さえて植え付けました。
寝かせ植えは、土を被せた茎の部分からも根が出てくるので、
根の全体量が増えて生育が良くなるそうです。
翌日。
種を買った1世代目品種(F1)の苗
埋めてなかった部分が起き上がりました。
スーパーで買ったトマトから採種した2世代目品種(F2)の苗
こちらも起き上がりました。
苗の長さがまだ短かったですが、
こちらも土に埋めてなかった部分の茎が曲がって苗が起き上がりました。
写真は2日後のものですが、F1と同じく翌日に起き上がりました。
植え付けてから5日経つと、だいぶしっかりしてきて、
もう最初からこの位置に立てて植え付けたみたいになってます^m^
定植はうまくいったようです(^^)
さぁ、これからなにか違いが出てくるのか実験観察してみたいと思います。
またご報告しまーす(^^)/
続きは→こちら
なんでも体験してみるわ!(^^ゞ
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