5/15 ヴィクトリアマイル
Vマイルは東京マイル適性のある馬が来るレース。人気薄の好走やリピーターが多い=適性が如実に表れるレース。
その中に、去年からの最高級の狙い目であるハイレベル桜花賞1着ソダシ、3着ファインルージュ、ほぼ同等と見てよさそうなNHKマイルCハナ差2着ソングラインがいる。
しかも1人気レイパパレは1800mでハイレベルなレースを見せ、2000mでG1を勝ち、不適と思われた2200mを頑なに使っていた、東京マイルと縁のない馬。
2つが重なった本命候補が複数いて、1人気は危険視できる。
これは年に数回の勝負レースだった。
このレースは特徴的だからと血統データも調べた→Vマイル血統データ~クロフネ、母父シアトルスルー系
・クロフネは最初は有力なVマイル血統ではと考えていたが、フジキセキと比べると数が少ない、アエロリットのVマイル4着(5着)→安田記念2着がVマイル血統として気になる、と評価を下げてしまった。
・母父シアトルスルー系がバラバラの母父で、4人気以下で「1-3-3-5」と良さそうで、ファインルージュ(母父ボストンハーバー)とソングライン(母父シンボリクリスエス)の評価を上げた。
最終的に
◎ファインルージュ ハイレベル桜花賞3着、東京新聞杯2着×前述の血統データ(シアトルスルー系)
◎ソングライン NHKマイルC2着、富士S1着×前述の血統データ(シアトルスルー系)
▲ソダシ ハイレベル桜花賞1着×クロフネ産駒
となった。
結果-
期限切れで馬券結果を引き出せなくなってしまったが、
単勝 ファインルージュ、ソングライン 各1,000
馬連、ワイド ファインルージュ-ソングライン 各500
馬連、ワイド ファインルージュ-ソダシ 各300 →馬連20.1倍、ワイド7.3倍
結果的に、ソダシの評価を下げてしまったことが悔やまれる。
最初から私の頭の中にあった「クロフネは札幌1800mと東京マイル(特にNHKマイルCやVマイルという限定戦)」ということを使い切れなかったことは痛恨。
そもそも、アエロリットの成績が気になったとしても他にも好走馬はいて、その1例だけでVマイルでは来ない血統といえるはずは全くなく…完全に血統データを読み間違えた。
またソダシを獲り切れなかったのは、「ソダシは気分屋」という言説にどこかで洗脳されていたのかもしれない。
秋華賞、チャンピオンズC、フェブラリーSの成績とゴールドシップと同じ厩舎・担当助手ということで気分屋だと言われていたが、
2レースは明確な敗因があり、走るクロフネ牝馬はダートを走らないのでフェブラリーS3着も評価できる。
フラットな眼で見れば特に不可解なレースはしておらず、
そこから一転、クロフネ産駒で東京マイルに実績アリで、ここを勝てなければ他に勝つところはないレベルで条件の揃ったVマイルへの出走、
気分屋としての人気落ちはむしろ絶好の狙い目だった。
もっとしっかり獲れた年に数回の勝負レースだったが、それでもハイレベル桜花賞1着だからと最低限買えたことが救い。