クランベリーの育て方|ハンギングで鑑賞するのもOK?水やりや肥料など、日々の管理もご紹介
植物の疑問をQ&A形式で回答していく「プランティアQ&A」
今回は「クランベリー」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます
▼チャプターリスト
00:17 クランベリーの植物図鑑
00:56 クランベリーの土づくりや、種まきについて
02:01 クランベリーの水やり、肥料について
03:02 クランベリーに必要な作業について
04:09 クランベリーの育て方 基本情報
クランベリーは北アメリカなどが原産のツツジ科の果樹です。
5月から6月にかけて花が咲き、9月頃には赤く色づいた実を楽しめます。つるを伸ばして生長することが特徴のひとつです。
樹高は20cm程度ととても低く、コンパクトな鉢植えでも育てられます。
受粉のために複数株を植える必要はなく、ひとつの株だけで実をつけることができます。
それではよくある質問の一つめです。
「土づくりや、種まきに関して教えて下さい」
クランベリーは排水性と保水性を兼ね備えた酸性の土を好みます。
鉢植えの場合、酸度未調整のピートモスや鹿沼土、水ゴケなどを均等に配合した用土がおすすめです。市販されているブルーベリー用の培養土なども利用できます。
地植えする場合も、酸度未調整のピートモスや鹿沼土、水ゴケなどを加えて耕しておきましょう。
クランベリーの植えつけ時期は2月から3月にかけてです。
鉢植えの場合、水はけを良くするために鉢底石を敷いてから用土を入れ、苗を植えつけます。
地植えの場合は、根鉢よりも大きめの植え穴を掘って植えつけます。植え付けが終わったら水をたっぷりと与えましょう。
続いて二つ目のよくある質問です。
「日々の管理や、水やりや肥料の与え方に関して教えてください。」
クランベリーは湿地にも自生する植物で、乾燥を嫌います。
水切れしないよう、しっかりと水やりを行うことが大切です。鉢植えの場合、土の表面が乾き始めたら水を与えましょう。
地植えの場合も、乾燥させすぎることがないよう、土の状態をチェックして必要に応じて水やりします。
実のつく9月頃に追肥を与えましょう。また、栽培2年目以降は2月~3月頃にも肥料を施します。『Plantia (プランティア)花と野菜と果実の肥料』は、元肥・追肥に使用することができ、植物の生育に必要な成分をバランス良く配合しています。
続いて三つ目のよくある質問です。
「その他、クランベリーに必要な作業を教えてください」
クランベリーは細いつるをたくさん伸ばして生長します。
つるが混雑してきて風通しが悪くなったら、不要な枝を剪定して整えると良いでしょう。クランベリーの剪定は年間いつでも行えます。
ただし、花芽を切ってしまうと花や実が少なくなってしまうため注意が必要です。剪定は果実がなり終わってから花芽がつくまでの間に行いましょう。
つるが伸びて地面につくのを防ぐためには、支柱に誘引すると良いでしょう。鉢を台に載せたり、ハンギング仕立てにしたりといった方法で、つるを垂らすこともおすすめです。
ただし、ハンギングバスケットは用土が乾きやすい点に留意が必要です。クランベリーは乾燥に弱いため、水の管理には気をつけましょう。
最後に、クランベリーの育て方の基本情報です。
置き場所は、日当たりと風通しの良い場所で。
水やりは、土の表面が乾き始めたら、たっぷり与えましょう。
病害虫は、カイガラムシが発生する場合があります。見つけたら早めの対処を。
いかがでしたか?
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