岩本康志「少子化と財政運営」 第136回(2023年春季)東京大学公開講座「少子化」
少子化が進むと人口が減少し、高齢化率が上昇しますが、そのことはどこまで問題なのでしょうか。近代日本の人口構造は大きく変動しましたが、経済と社会は比較的柔軟に対応してきました。しかし、高齢者への給付を現役世代の負担でまかなう財政の構造は少子化によって深刻な影響を受けます。そのとき財政はどのように対応すればいいかを考えます。
講師:岩本 康志(東京大学 公共政策学教育部/教授)
運営:東京大学 大学総合教育研究センター