にんにくの育て方|沢山収穫するためのポイントは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
植物の疑問をQ&A形式で回答していく「プランティアQ&A」
今回は「にんにく」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます
▼チャプターリスト
00:17 にんにくの植物図鑑
00:53 にんにくの土づくりや、種まきについて
01:55 にんにくの水やり、肥料について
02:57 にんにくを育てるためのポイントについて
03:53 にんにくの育て方 基本情報
にんにくの原産地は中央アジアといわれていますが、はっきりとしたことはわかっていません。耐暑性が少々弱いため、日本では主に青森県で栽培されてきました。現在では温暖な土地でも育てられる品種が多数登場しています。品種を選べば、九州や沖縄のような温かい土地でも十分に育てられます。
それではよくある質問の一つめです。
「土づくりや、種まきに関して教えて下さい」
にんにくは肥沃な用土を好みます。地植えする場合、より良い土壌をつくりたいときは、完熟堆肥を加えておきましょう。完熟堆肥は有機物を分解・発酵してつくられたもので、土を改良する効果があります。プランター栽培の場合は、市販の野菜用培養土を使うと手軽です。
にんにくの球根を入手したら、鱗片(りんぺん)をひとつずつ分けてばらします。ふっくらして傷のないものを選びましょう。また、外皮(がいひ)を剥(は)がして植えると生長がはやいです。外皮は、植える直前に剥がすようにしてください。
植えつけの適期は9月~10月にかけての涼しい時期です。鱗片の向きは、芽が出てくるほうを上にします。
続いて二つ目のよくある質問です。
「日々の管理や、水やりや肥料の与え方に関して教えてください。」
植えつけが終わったら、たっぷりと水を与えます。プランター栽培の場合は、鉢底から水が流れ出るまで与えるのが目安です。
植えつけてから発芽するまでは、土を乾かさないように様子を見ながら水を与えます。発芽後は乾かし気味に育てましょう。
最初の追肥は植えつけから1カ月後に行います。冬が来るまでにしっかり育つよう、緩効性肥料「プランティア 花と野菜と果実の肥料」を与えましょう。
また、冬が終わって球根が肥大し始める2月~3月に再度追肥をします。肥料は多すぎても少なすぎてもいけません。適量の緩効性肥料を施しましょう。
続いて三つ目のよくある質問です。
「にんにくを育てるためのポイントは?」
気温が上がってくるとにんにくが花芽(はなめ)を伸ばし始めます。花芽は別名、「にんにくの芽」ともよばれ、野菜としてスーパーで見かけることも。花芽を放置していると「とう立ち」し、球根が十分に育たなくなることもあるので、春になり、花芽が伸びてきたらすぐに切り取ってしまいましょう。
にんにくの収穫時期は5月~6月です。地上部が枯れて黄色くなり始めたタイミングで収穫しましょう。収穫の際は、株を丸ごと引き抜いてしまいます。引き抜きにくいものは、もう少し生長するかもしれないため、収穫を遅らせてかまいません。
最後に、
にんにくの育て方の基本情報です。
置き場所は、日当たりと風通しの良い場所で。
水やりは、土の表面が乾燥してから与えましょう。
病害虫には強いですが、アブラムシの被害にあうことも。見つけたら早めの対策を。
いかがでしたか?
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