北朝鮮、「水中核兵器システム」を試験=国営メディア | ねぇ、マロン!

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BBC NEWS JAPAN より

北朝鮮、「水中核兵器システム」を試験=国営メディア

フランシス・マオ、BBCニュース

北朝鮮国営メディアが昨年4月に公開した「水中核兵器システム」の写真

画像提供,RODONG SHINMUN

画像説明,

北朝鮮国営メディアは昨年4月、これら「水中核兵器システム」の写真を公開した

北朝鮮は19日、「水中核兵器システム」の試験を実施したと発表した。アメリカ、韓国、日本が今週行った共同訓練への対抗措置だとしている。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、核兵器の搭載が可能な水中ドローン(無人機)の試験が、北朝鮮の東岸沖で実施された。

北朝鮮は、米韓日の合同訓練によって挑発されたと主張。合同訓練、「地域情勢をいっそう不安定化」させ、北朝鮮の安全保障を脅かすものだと非難した。

北朝鮮はこれまでも、「ヘイル(津波)-5-23」システムの試験を行ったと主張してきた。だが、使われた兵器が独自に検証されたことはない。韓国は以前、北朝鮮がこの兵器の性能を誇張しているとの見方を示していた。

北朝鮮はここ数週間、軍事行動を活発化させている。14日には、新型の固体燃料式の中距離弾道ミサイルを配備したと主張した。

今月初めには、韓国との海上境界線付近で実弾射撃訓練を実施した。

北朝鮮では金正恩(キム・ジョンウン)総書記が自ら、政策と発言の攻撃性を強めている。ここ数カ月で、平和維持を目的としてきた合意のいくつかを打ち切っている。

一方、アメリカ、韓国、日本は、この1年で演習を増やしたとしている。北朝鮮が国連安保理決議に違反し、弾道ミサイルや新兵器の発射試験などの軍事行動を増やしていることに対して、抑止効果を狙っているとしている。

総書記は、朝鮮半島で戦争が「いつ勃発しても」おかしくないとし、軍事力の増強に努めていると繰り返し述べている。

韓国政策の根本的な転換を年末年始にかけて示唆したほか、今週初めには、韓国との統一という基本目標は過去のものとなったと宣言。韓国を「第1の敵国」に指定した。

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北朝鮮は軍事力と核能力で進展していると主張している。それには水中での作戦も含んでいる。

昨年9月には、核兵器の発射が可能な初の潜水艦を、国営メディアを通して公開した

昨年3月以降は、「ヘイル」システムと呼ぶ、核搭載型の水中ドローンの実験も行ったと主張している。ヘイルはコリア語で「津波」を意味する。

これらの兵器やその性能については、ほとんど分かっていない。北朝鮮メディアは、敵の海域に潜入し、水中で大規模な爆発を引き起こせると伝えている。

アナリストらは、北朝鮮の説明どおりの兵器だすれば、核弾道ミサイルよりは脅威は小さいとみなされるだろうとしている。

脱北者で、世界北朝鮮研究センター研究者のアン・チャンイル氏は、「北朝鮮の国防科学のレベルや、まだ開発途中であることを考えれば、この兵器は大きな脅威を与える段階にはない」とAFP通信に話した。

北朝鮮は昨年11月、偵察衛星の打ち上げに成功したと発表した。何回かの失敗を経てのことで、今年さらに3基を打ち上げるとしている

衛星が実際に機能しているかどうかは、まだ独自に検証されていない。

ただ韓国は、北朝鮮がロシアの援助で衛星の打ち上げに成功したとしている。報道では、ロシアは見返りとして、ウクライナでの戦争で使う兵器を北朝鮮から受け取ったとされる

金氏は昨年、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領や、セルゲイ・ショイグ国防相と会談し、大きな注目を集めた。北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は今週、モスクワを訪問した。

(英語記事 N Korea tests 'underwater nuclear weapons system'

 

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