米ボーイング機にボルトの緩み、ユナイテッド航空が発見 事故機と同型機 | ねぇ、マロン!

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曽田歩美様に頼んでマロンの絵を描いていただきました。

BBC NEWS JAPAN より

米ボーイング機にボルトの緩み、ユナイテッド航空が発見 事故機と同型機

機体を検査する米国家運輸安全委員会(NTSB)の職員

画像提供,NTSB

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機体を検査する米国家運輸安全委員会(NTSB)の職員

米ユナイテッド航空は8日、ボーイング「737MAX9」の検査で、一部のボルトが「もっときつく締めなければならない状態」だったことが判明したと発表した。

「737MAX9」をめぐっては5日、米アラスカ航空便で、離陸直後に機体の一部が落下する事故が発生。米連邦航空局(FAA)はこれを受け、同型機171機の運航停止を指示した。

ユナイテッド航空は、同型機の運航再開前に、「ドアプラグ」に関する「取り付けの問題」を「改善」するとしている。ドアプラグは窓の付いた機体の一部で、非常口として使用することもできる。

同社は声明で、「6日に予備検査を開始して以来、きつく締める必要のあるボルトなど、ドアプラグの取り付けに問題があると思われる事例を発見した」と説明した。

アラスカ航空の事故では、飛行中にこの部分が吹き飛んだため、航空機はポートランドの空港に戻って緊急着陸した。乗客乗員にけがなどはなかった。

「737MAX9」の大半はユナイテッド航空とアラスカ航空が所有し、アメリカ国内で運航されている。一方、トルコのターキッシュエアラインズ、パナマのコパ航空、メキシコのアエロメヒコ航空も、検査のために同型機の運航を停止した。

ユナイテッド航空は8日までに200便を欠航しており、9日も多くの便がキャンセルされる予定だという。

米国家運輸安全委員会(NTSB)の職員がアラスカ航空便から落下したドアプラグを回収した

画像提供,NTSB

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アラスカ航空便から落下したドアプラグが7日夜に発見され、米国家運輸安全委員会(NTSB)の職員が回収した

FAAは8日、検査中に順守すべきチェックリストを航空各社に提供したと発表した。

また、各社が「左右のキャビン出口のドアプラグ、ドア部品、ファスナー材などの強化検査を完了する」まで、「737MAX9」全機の運航休止を続けるとした。

「各社はまた、航空機の運航を再開する前に、検査の結果に基づく是正措置を完了しなければならない」と、FAAは声明で述べている。

事故調査を進めている米国家運輸安全委員会(NTSB)は、事故機の過去の3回のフライトにおいて、パイロットが与圧警告灯の点灯を報告していたことを明らかにした。

NTSBのジェニファー・ホーメンディ主任は、警告が再び発生した場合に「非常に迅速に空港に戻ることができる」ように、同機は水上を飛ぶ長距離飛行ができないようになっていたと述べた。

これらの警告につながった問題と、1月5日の事故を引き起こした問題との関連性は明らかではない。

アラスカ航空1282便(ボーイング737MAX9)で落下したドアパネルと、「ドアプラグ」の解説

アラスカ航空は最新の声明で、「FAAとボーイングからの耐空性指令(AD)検査基準を待っている間、当社の整備チームは737MAX9の中間出口ドアプラグに必要な検査を実施する準備態勢を整えた」と述べた。

「737MAX9の運航停止は、当社の運航に大きな影響を及ぼしている。7日には170便、8日には60便が欠航となっておりさらにキャンセルが増える見込みだ」

ボーイングは声明で 「安全性は当社の最優先事項であり、今回の事象が当社の顧客とその乗客に与えた影響について深く反省している」と述べた。

同社の「737Max」シリーズは、一連の安全問題の後、「史上最も精査された輸送機」と評されている。

2018年末と2019年初めに、インドネシア沖エチオピアの首都アディスアベバ郊外でそれぞれ1機ずつがほぼ同じ事故で失われた。

合わせて346人が死亡。どちらも飛行制御ソフトウエアの欠陥が原因だった。パイロットは最善を尽くしたが、機体は最終的に壊滅的な急降下を余儀なくされた。

(英語記事 United finds loose bolts in Boeing plane checks

 

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