【バラのススメ】「頂芽優勢」の話。
頂芽優勢とは、頂芽の成長が優先される一方で、側芽の成長が抑制される現象でした。 この現象には、オーキシンとサイトカイニンという植物ホルモンが関与しています。 オーキシンは植物の先端で合成されます。 合成されたオーキシンは植物細胞の中を輸送され、先端から基部にかけて濃度勾配を形成します。
古い太い枝は、立派で「頂芽」に当たります。 その枝を思い切ってバッサリ剪定をして横の小さな若い枝(側芽)を活かすことで、古い枝と新しい枝の更新を図ります。