【人形は怖くない】人間にとって“人形”とは何か? 文学・美術・生活の中に息づいてきた人形たち|ガリレオX 第289回
#人形 #球体関節人形 #chatgpt
2023年4月放送作品
子どもの頃、お気に入りの人形と何時間も遊んだり、興奮して敵役のキャラクター玩具を放り投げたり、ぬいぐるみを抱いて一緒に眠ったりした記憶が、多くの人にあるだろう。大人になってからも、精巧なキャラクターフィギュアや、高価な人型ロボットを大切に飾っている人が少なくない。「人形」と総称されるこれらヒトガタを模した存在は、呪術や地域信仰や文化に深く関係しながら、おそらく文明の誕生とともに現われた。特に、人間の似姿をとりながらも人間ではない「人形」は、実は多くの文学作品のテーマとなってきたし、芸術表現の中の「人形」は、同時代の人間社会が抱える問題の象徴となってきた。私たちはなぜ人形を必要とし、人形を畏れ、人形を愛するのか?人間の映し鏡となってきた人形は、いまどんな姿になろうとしているのか? 人の形をし、人のように存在し、それでも人間ではないという「人形」とは何かを考える。
<主な取材先>
三浦 尊明さん(本寿院)
菊地 浩平さん(白百合女子大学)
藤井 貴志さん(愛知大学)
榊山 裕子さん(芸術批評家)
武地 実さん(Gatebox)
横浜人形の家
TEPIA先端技術館
※初回放送時(2023年4月23日)に人名テロップに誤りがございました。
こちら配信映像はその修正版になります。
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<『ガリレオX』番組ウェブサイト>
https://www.web-wac.co.jp/program/gal...