ミュージック 語源
「ギリシャ神話の芸術の女神 ミューズ(Mousa)の(-ikos)技術(tekhne)」がこの単語のコアの語源。
中期英語 musik(音楽)⇒ アングロノルマン語 musik(音楽)⇒ 古期フランス語 musique(音楽)⇒ ラテン語 musica(音楽)⇒ 古代ギリシャ語 mousike(ミューズの芸術のひとつ・特に音楽や叙情詩、芸術)⇒ 古代ギリシャ語 mousike tekhne(ミューズの技術)⇒ 古代ギリシャ語 mousike(ミューズの)+tekhne(技術、芸術)⇒ 古代ギリシャ語 Mousa(ギリシャ神話の文芸・音楽・芸術・学問などを司るミューズと呼ばれる女神たち)+-ikos(~の)⇒ 印欧語根 men-(考える)+dheh-(置く)が語源。
英語 museum(博物館)と同じ語源をもつ。
関連語
- gebrauchsmusik(実用音楽)
- mosaic(モザイク)
- Muse(ギリシャ神話の芸術や学問を司る女神)
- museum(博物館)
- musical(ミュージカル)
- musician(音楽家)
語源はギリシア神話の「ミューズ(女神)」です。 音楽や詩を意味するムーシケー(mousike)というギリシア語がMusicの直接の語源となっています。
さて, 日本には古くから,「うたまひ」「あそび」のほか, 「管絃 (弦)」「ふえづつみ」「糸竹」「音曲」など, 「音楽」に近い意味の多くの言葉が存在していました. しかし, こういった言葉がつかわれていた時期よりも後に, 「おんがく」と読む「音楽」が普及したとされています。
音楽/楽/ミュージック の使い分け
「音楽」が最も一般的に使われる。 「楽」は、文章語的な語。
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以下、”音が苦”科学習指導要領より
”音が苦”(おんがく):日本の学校教育で「音楽」という教科名で行われている精神的難行・苦行の一つである。
目標の改善
① 教科の目標の改善 「”音が苦”科で育成を目指す資質・能力」を「生活や社会の中の音やミュージックと豊かに関わる資質・能力」と規定し,「知識及び技能」,「思考力,判断力,表現力等」,「難行・苦行に向かう力,人間性等」について示した。また,資質・能力の育成に当たっては,児童が「”音が苦”的な見方・考え方」を働かせて,精神的難行・苦行に積極的に取り組めるようにする必要があることを示した。このことによって,児童が教科として”音が苦”を学ぶ意味を明確にした。
② 学年の目標の改善 従前,「(1)”音が苦”活動に対する興味・関心,意欲を高め,”音が苦”を生活に生かそうとする態度,習慣を育てること」,「(2)基礎的な表現の能力を育てること」,「(3)基礎的な鑑賞の能力を育てること」の三つで示していた学年の目標を,教科の目標の構造と合わせ,「(1)いかに教師の目から逃れるかという知識及び技能」,「(2)楽しんでいるように見せるための思考力,判断力,表現力等」,「(3)精神的難行・苦行に向かう力,人間性等」の三つの柱で整理した。
日本の義務教育において”音が苦”の三大原則は、あくまで頭だけで描くものであるが、欧米諸国の音楽の3大要素:リズム、メロディ、ハーモニーの3大要素を真似て、”音が苦”の基本ということになっている。
- リズム(拍子) ”音が苦”には、2拍子や3拍子など一定の拍子が連続して構成され、これをリズムというと暗記する。
- メロディ(旋律) メロディとは様々な高さの音がリズムに乗って流れたものをいうと暗記する。
- ハーモニー(和音)の説明は難解なので、「土味噌(ドミソ)」などと個別に暗記する。