2019/05/23 (木) 13:16:文学部哲学科にトライする一つの影響 | ねぇ、マロン!

ねぇ、マロン!

おーい、天国にいる愛犬マロン!聞いてよ。
今日、こんなことがあったよ。
今も、うつ病と闘っているから見守ってね。
私がどんな人生を送ったか、伊知郎、紀理子、優理子が、いつか見てくれる良いな。

曽田歩美様に頼んでマロンの絵を描いていただきました。

文学部哲学科にトライする一つの影響

 
私が学士入学にトライする理由。
Andrea Bocelliの生きざまにも影響を受けている。

彼は、トスカーナ地方の村、ライヤティコに生まれる。6歳でピアノを始め音楽の道に進むものの、12歳の時にサッカーボールを頭に受け脳内出血を起こしたことで先天性緑内障が悪化して失明する。
障害を乗り越えて法学博士号を取得し弁護士として活躍していたが、歌手になる夢は捨てきれずにいた。そして、歌手になった。

私自身、青年時代に文学部に行き、物書きになりたいという夢を持っていた。
退職し、病気のため仕事を新たにできない状況になった今、若かりし頃の思いが頭をもたげた。

Andrea Bocelliの生きざまを知ってから、このまま夢のまま終わらせたくないという気持ちが、むくむく蠢いてきたのは確かだ。

昨日、保護者が、我が家に立ち寄ってくださった。
玄関先で、5,6分の立ち話をしていた時、自分の夢をつい話した。
背中を押してくださった。

病故、寿命の期限がほぼ定まった状況なので、自分の道を歩みたいと思い、今日も予定の分の受験勉強をし終わった。
「今日生きることができて満足。明日まで生きることが出来たらなおいい。」という死生観の中で過ごしてきたが、明日も受験勉強ができればなおいいと変容した。

私が尊敬することのできる教育関係者の中に、元森林康教育長さんがいる。
私が勤務していた時の校長先生でもある。
彼は、自分の意に反して教育長になった。
しかし、教育長を辞したのち、退職後にするつもりだった三浦哲郎研究に没頭していらっしゃる。
もう、20年ほど経ったが、未だ研究を貫いているその背中がいい。

昨日おいで下さった保護者が、「先生の背中を見ていい影響を受ける教え子や保護者がたくさんいると思います。」と、プレッシャーを受けた。
そういうことを目指してはいないが、明日、自分が生きていることの目的が変わったのは事実だ。

Andrea Bocelliさん、ありがとうございます。
 

Andrea Bocelli, Marta Sanchez - Vivo Por Ella

 

 

 

Andrea Bocelli

 

森林康氏は、2022/2/26に研究成果をまとめた著書の出版記念式があるので、是非出てほしいと私にお便りをくださった。

すぐに電話で「出席します」と伝えるととても喜んでくださった。

真に偉い人は、謙虚で真摯に研究を続けているこういう方だと思った。