桂文治(十代目)- 掛取り | ねぇ、マロン!

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おーい、天国にいる愛犬マロン!聞いてよ。
今日、こんなことがあったよ。
今も、うつ病と闘っているから見守ってね。
私がどんな人生を送ったか、伊知郎、紀理子、優理子が、いつか見てくれる良いな。

曽田歩美様に頼んでマロンの絵を描いていただきました。

桂文治(十代目)- 掛取り

 

 

★あらすじ
【掛取り】
とある貧乏な夫婦。金の工面もままならぬまま、とうとう支払い期限である、師走の28日になってしまった。去年は死んだふりなどして逃れたが、今年はそうはいかない。そこで夫は、取り立てに来る人が好きなものを話題とした上で頼めば、返済を待ってもらえるのではないかと考えた。

★演者について
【桂文治(十代目)】
1924-2004。東京都豊島区出身。本名は関口達雄。
1960年代の演芸ブームでテレビ・ラジオに多く出演し、売れっ子になる。
正調の江戸弁を大切にしていた噺家で、滑稽噺のスペシャリストでもあった。芸風は極めて自由闊達で、晩年に至るまで客席を爆笑の渦に誘った。
2004年1月31日 急性白血病がもとで死去。享年80。