NGC3293 | ねぇ、マロン!

ねぇ、マロン!

おーい、天国にいる愛犬マロン!聞いてよ。
今日、こんなことがあったよ。
今も、うつ病と闘っているから見守ってね。
私がどんな人生を送ったか、伊知郎、紀理子、優理子が、いつか見てくれる良いな。

曽田歩美様に頼んでマロンの絵を描いていただきました。

NGC3293 

双眼鏡でも美しい明るい散開星団。南半球の明るい天の川の中にあるので周囲には無数の微星がある。(α10h33m.4 δ-58°13’)

 


 

 日本から見えない南半球のりゅうこつ座η星雲の近くにある明るい散開星団.みなみじゅうじ座の北星をふくむ美しい散開星団“宝石箱”に対し”もうひとつの宝石箱“とならび称される星つぶのそろったみごとなもの。散光星雲の中から生まれ出たばかりの若い星の群れで,年齢はプレアデス星団M45とべルセウス座二重星団の中間くらいとみられている。星団の周辺部には誕生したばかりの高温星に押しやられた赤い散光星雲の名残りがただよっており,青白い星ぼしの間には,星の中にとりこまれなかった星間塵がまだたくさん残っていて,温度の高い星の可視光に照らしだされて青く輝いている。いずれ,これらの星間塵も,高温星の光の圧力によって吹き払われ,姿を消してしまうことだろう。青い星の中にまじっている赤い星のいくつかは,誕生間もないというのに,もう老化をはじめた表面温度の低い赤色超巨星で,他の青白い高温星たちも,遠からず同じ道を歩むことになるだろうとみられている。