煙波縹渺煙波縹渺 読み方;えんぱひょうびょう 意味;水面がもやなどで遠くまで煙って、空と水面の境界がぼんやりしてはっきりとしないさま。「縹渺」はぼんやりしてかすかなさま。「煙」は「烟」、「渺」は「緲」「眇」とも書く。 用例;伊豆の山々青螺の如くにして左手の空を限り、右手は煙波縹渺の間、はるかに御前が崎を望む、景物限りなく壮大なり。<高山樗牛・清見潟日記>