全生全帰 | ねぇ、マロン!

ねぇ、マロン!

おーい、天国にいる愛犬マロン!聞いてよ。
今日、こんなことがあったよ。
今も、うつ病と闘っているから見守ってね。
私がどんな人生を送ったか、伊知郎、紀理子、優理子が、いつか見てくれる良いな。

曽田歩美様に頼んでマロンの絵を描いていただきました。

全生全帰

 

読み方;ぜんせいぜんき

 

意味;人のからだは親から授かったものだから、一生大切にして傷つけないことが本当の親孝行であるということ。「全」は欠けたところがないという意味。「帰」はもとあるところに落ち着くこと。欠けたところなく生んでもらったのだから、そのまま親に返すということ。

出典;『礼記』祭義
 
句例;全生全帰を心掛ける
 
故事;昔、楽正子春という人物が足にけがをした。けがはすぐ治ったのに毎日浮かない顔をしていた。そのわけを尋ねると、「私は『親は完全なからだを子に与えているのだから、完全な形で返すことが親孝行というべきである』という孔子の言葉に背き、からだを傷つけてしまった。」と嘆いた故事から。